本来リストのハンガリー狂詩曲は19曲あるのですが、
15番まで出版されている場合が多く、
16番から先はほとんど出版されていないのが現状。
ハンガリー狂詩曲というとこの15番までを指すのが現状。
ベルリオーズの同曲の行進曲が下敷きとなってはいるが、
色彩感覚ではリスト版は物足りないという意見が多い。
それでも狂詩曲最後を飾る曲だけあって、迫力あるのはさすがリストという感じ。
ラッサンフリスカのスタイルは完全に崩れていて激烈なマーチが延々と続く。
やや柔らかな明るい感じのイ長調が一瞬顔を覗かせるだけで、
あとは激烈なマーチが支配する。
カデンツァもあるのも特徴だがラプソディとしての形式・スタイルはパッとしない。
激烈なイ長調のコーダで激しく締めくくる。