ベートーベン ピアノ協奏曲第一番ハ長調、作品15 | ウルフオルフェノクが行く!

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春になりましたね。




恐るべしベートーベン、ピアノコンチェルトの一番から
すでに形が出来上がってしまっているのは末恐ろしい。
ベートーベンのピアノ協奏曲というとまっさきに「皇帝」を思い出すが、
その先駆けとなった4つのピアノ協奏曲からまずは紹介していくことにします。

若々しさに満ち溢れた活気のある明るさに溢れたハ長調のコンチェルト。
なんかよくある実はあとに「作られたもの」タイプのもので、
実は二番のほうが先に作られていた。
出版が逆になってしまったために現在の形に入れ替わった。
作曲は一七九四年から翌年にかけて一年ほど費やした。
ベートーベン自らの演奏で初演が行われた。




第一楽章
Allegro con brio

協奏的ソナタ形式。
明朗活発な楽章で、
若々しさにあふれていて生き生きとした元気のいい曲。
のちの「ワルトシュタインソナタ」に繋がるという。
ハイドンよりも、モーツァルトの影響が強いとされる。

この一番の演奏部分に、グリッサンドともみなされる、非常に演奏困難な部分が
隠されている。

第二楽章
Largo
美しい淡々とした楽章。
ピアノのは華々しい独奏部分が特徴的。

第三楽章
Rondo Allegro
生き生きとした活気に溢れた、「ロンド」形式。
ロンドは観覧車のように「回る」を意味している。
おなじ主題がくるくるとまわるように
何度も何度も繰り返されていく。
ピアノが華々しく活躍するフィナーレ。
最後は消えるかと見せかけて、
力強く豪快に幕を閉じるところがおもしろい。