ウルフのピアノレッスン室へようこそ。
最近自分がこっているのが、ブルグミュラーだというのは、最近のピアノ記事で
感じていただけるのかと思うのですが
ここでは日ごろまりブログでもスポットが当てられないような、
ピアノレッスンになりやすい曲、教本素材を選んで、
ちょっと記事にしてみようというコーナーです。
ピアノ初心者さん歓迎~。
これを読んで弾けないところが弾けるようになった。
というのがあれば嬉しいですね。
指導とかいうレベルではないので気楽に読んでほしいです♪^^
<そもそもブルグミュラーってなんぞや>
簡単に言えば子供の練習教本です。
教本の本の名前は作曲者の名前なんです。
作曲者の名前がそのまま楽譜のタイトルになっている感じ。
小さな子供向けのピアノ教本、ハノン、ラジリテー、ブルグミュラーの25の練習曲などを終了した子が使う、小さな練習曲です。
この109のブルグミュラーは小学校を卒業する・・・・ような雰囲気がある曲で、
小学生向き最後の仕上げの練習曲としても最適かなと思います。
これが僕が愛用している出版社です。
ちょっと全音とは曲のタイトルが微妙に違っています。

教本のタイトルは「25のやさしい練習曲」みたいな感じ。
109の練習曲では、「やさしい」が抜け「練習曲」だけになっていますが、
すこしレベルが上がっていることを意味します。
だけども、技巧的にはまだまだ楽しんで弾ける優しいレベルです。
そして、ブルグミュラーが修了すれば、ソナチネアルバム、
そしていよいよソナタへ。
モーツァルトのソナタなりハイドンのソナタなり、
上級向けの曲へグレードランクアップしていきます。
本自体も厚くなく薄いので初心者さんでも気軽に使えます。
全音、カワイなどから出版されていますし、
書店でもたまに楽譜を厚かったりしています、
ひき易い、
なじみやすい、勉強しやすい、長すぎないというのが、
いいですね。
<どう感じる?作品109の森の目覚め~そして苦手を克服しよう>

作品109にある「森の目覚め」なのですが
ブルグミュラーなのになんでこんなに難しいと思った方多いのではないでしょうか。
この曲完璧に表現するのはとても難しいと思います。
キワドいのは、このピアニシモ。これが曲者です。
和音が強くなりすぎている人がほとんどで
ピアニシモ無視している人がほとんどです。
この曲で難しいのは、やはりオクターブでのピアニシモと左手和音でのスタッカートではないでしょうか、いくつもブルグミュラーの記事を拝見しましたが、
どれもあまり突っ込んだ記事は見受けられません。
手がだるくなる、いやになる、という声をよく見ます^^;
ペダルの手助けがあれば弾き易いのですが、
ペダル無しでピアニシモ和音を弾きこなすのは極度に難しく、
大人でも難しく感じます。その点、同じピアニシモでも、
「真珠」とかのほうがずっとやさしく表現できると思います。
この曲は左手が単純な伴奏なので、ピアニシモがらくに表現できるので譜面自体は厳しく感じる方もいると思いますが、
「森の目覚め」よりはずっと楽にマスターできると思います。
(夕立)とか(ジプシーたち)は短調で激しい性格の曲なので、
またピアニシモの性格が、「ゴンドラ」とか「真珠」とはまた違った性格です。
短調のピア二シモは(強さ)を意味することがあるので。
ちなみにこの曲は25の練習曲は「バラード」の発展系で、
109の練習曲は、微妙に25の練習曲とリンクしています。
「泉」は25の練習曲の「田園」の発展形ですし、
「山から牧人がかえってくる」はまぎれもなく「シュタイヤ地方のおどり」の発展系です。
※曲のタイトルはカワイ出版のを参考にしてあります

「速さ」もまた違った性格のピアノですね。
「軽い」と「軽やか」もまた微妙に意味が違ったりしていて考えさせられます。
でも簡単に「軽い」と考えちゃう人も少なくないです。
このほうが楽ですから(爆。
あまりブルグミュラーは深刻に考えすぎないほうがいいですね。

ピア二シモでの高速での和音連打は、嫌な部類に入る技巧のひとつで苦労される方も多いはず。やはりゆっくり練習する、リズム練習などで訓練する以外には
近道はないかもしれませんが、
闇雲に早くしすぎない、というのもひとつの手です。
左手がどうしてもやかましくなりすぎてしまう
音が飛びぬけて強くなったり、抜けたりして安定しない
のがこの曲の最大の難所かと思います。
あくまで、この全体の要求しているダイナミクスはピアノ、ないしピアニッシモなので
すが、弾くのに必死なのか
指示を無視してただ弾いているだけ感覚の人が多すぎるように感じます。
弾くのに必死すぎて、歌を忘れては厳しいですので
楽に弾けるようになればもう合格は近いと思っていいと思います。
レベルが上がってもうひとどブルグミュラーを弾いて見ると
本当の楽しさが理解できるというものです。
スタッカート練習を甘く見てはいけません。
テンポが遅くてもそこそこに難しい曲なので、
ある程度できれば合格をあげてしまう先生とかもいるみたいです。
苦手を克服するようにしてみましょう。
苦手がいつの間にか強みになっていればもうあなたのものです。
<ペダルはどうするの?>
ブルグミュラーにはたくさんペダルを使う機会にめぐまれます。
ペダルを使わないでという先生がほとんどで、ペダルつかわないまま合格をあげ
次に進んでしまう先生がいますが、もったいないです。
ペダルを使うと全く違った曲に聞こえてきますし、
ペダルを使いこなせてはじめてブルグミュラーの曲が完成する、
と自分は思います。
ペダルはあくまで最終段階の楽しみにとっておくといいです。
日ごろはツェルニーなどと同じくペダル無しで練習します。
<楽しみながらがベスト♪>
情景的な曲が多いですね、ブルグミュラーって。
そういうことを感じながら弾ける弾けないとは大きな差があります。
歌心を忘れてはならない楽しい曲集、ということがこの曲集の目的として
書かれているので、それを感じるとよいと思います。
上達してからもういちどでもなんどでも弾いて見てください。
「こんなに楽しい曲だったのか」と新しい発見や、楽しさがきっと見えるはず。