ベートーヴェンのソナタを勉強するときに、勉強しやすいのが
ベートーヴェンソナタの1番から3番。
4番と5番、6番もわりと耳にします。
こうしてみるとこれだけでも名前のない曲にかかわらず、
ベートーヴェンのソナタがいかに偉大だったか納得してしまいます。
初期のソナタはソナタ形式がはっきりしているので、構成の勉強にも
使いやすい。長さ、やりがいもそこそこで暗譜するには最適の長さです。
ベートーヴェンの3番のソナタは1番、2番のソナタに比べると
比較的規模が拡大され、規模は中くらいから大きめ。
たしかスヌーピーのアニメでピアノをひく男の子がおもちゃのピアノでこの曲をやっていた記憶があります。(^^)
Allegro con brioいう表示は
いかにもベートーヴェンらしさが出ていて好きな音楽用語のひとつです。
モーツァルトとベートーヴェンのフォルテの幅は、同じフォルテでも全然違うのよとピアノの先生に言われたことがあります。
またベートーヴェンとショパンのフォルテの音も全然違うのだそうです。
当時はなんのことかよくわかりませんでしたが
最近になってそれがなんとなくですがわかりだしたような気がします。
2楽章、3楽章までは中くらいの難しさですが、
終楽章はなかなかの難しい曲です。
スタッカートで速いテンポなので弾いてみると意外に難しい曲。
速いテンポの中でテンポを崩さずに、いかに正確にミスなくタッチできるか、そういうのを見られているような曲です。
3番のソナタはモーツァルトのソナタにそろそろあきてきたひととかにお勧めです。モーツァルトのソナタしかやらせてくれなかった時期からベートーヴェンのソナタに行くのは確実にランクアップです。がんばりましょう。
1楽章、Allegro con brio
ソナタ形式のはっきりしている勉強しやすい楽章。
全楽章はやらなくてもこれはやったことのあるひとは多いのでは。
耳に覚えやすく、楽しく学べて暗譜しやすい曲です。
ハ長調のソナタでは、ワルトシュタインなどとならぶソナタで
意外とベートーヴェンのソナタでハ長調というのはレアなのかも。
ピアノフォルテのメリハリをしっかりつけたい曲。
だらっとした曲にならず、
かっちりとしたいかにもベートーヴェンのソナタらしい曲に仕上がります。
長くて大変ですが、できれば暗譜まで持って行ってほしい曲です。
2楽章、Adagio
おおらかでゆったりした流れの暖楽章。
穏やかな中にも力強さを漂わせるのはベートーヴェンならでは。
3楽章、Scherzo、Allegro
途中華麗なアルペジオで演奏されるトリオと、
小さなコーダをはさむ小さなスケルツォ。
性格はやはり「きまぐれ」な感じが漂う曲。
スケルツォらしく、譜面以上に荒々しく激しさを感じる曲です。
弾いてみると以外に難しい曲です。
テンポをきっちりと厳格に守らないといけない厳しさがあります。
ペダルは必要以上に使いすぎないように気をつけて。
リズミカルな動きが出せるといい感じ。
4楽章Allegro assai
速いテンポのなかで指がめまぐるしく動き回る。
比較的難しい。おさらい会などでも十分通用できる。
正しい姿勢と弾き方で弾かないと確実に腕が疲れて
最後まで弾けなくなってしまうので、
無理なテンポで絶対弾かない事。
テンポもだらけてしまわないように、うまくリズムに乗って自然な流れが
出るようにするといい感じ。
まずは遅いテンポで慣れていくように。