4 か月前からうちの職場に来た女の子。
あまりにも嘘かホンマか分からん病欠続きで、ついに来週金曜日でクビになる。
マネージャーが個室に呼び言い渡した時、外まで「もう一度チャンスを下さいまし~‼️」と嗚咽しながら泣いて頼んでいた。
アカンかった。
クビはクビである。

20年以上イギリスで働いて来たが、クビにするのが難しい国柄ながらも、しかしクビになる人を何人も見てきた。
酒気帯び出勤して、あげくヘアアクセサリーを万引きした62歳もいた。
シングルマザーの美容部員が、小学生のわが娘を使って万引きした商品を娘に店まで取りに来させていたのもあった。
店に宅配ピザを頼み、届いたピザを食べるために20分間店を客だけにした女もいたが、クビだと言うと「クビにされるほどの事はしていない」と逆キレした。
まだまだあるが、この辺にしておく。

イギリスでイギリスの会社に雇用される事の難しさを痛感している私は、絶対に自分の地位と価値を認めさせねば仕事がしにくいと分かっているから、まずは自分の能力があんた達より遥か上だというのを身をもって見せつけねばならない。
それはしんどい。
60%くらいの力で働く奴らを見て見ぬふりしながら、自分は200%で動き続けねばならないからである。
何もかもを一人でやっている、やらされている気分と事実に腹が立つ。
腹が立ち過ぎておかしくなる。
それでもやり続けた先に、発言力と信頼、そしてやっと手を抜ける場面にありつける。
言葉の壁はそれでしかカバー出来ない。
言葉の壁はあれど、あの人は凄いわ…と言わせて初めて職場が楽しくなってくる。

なのにイギリス人は言葉の壁がまずない。
面接だってすんなり終わる。
なぜ、せっかく得た仕事を頑張らないのかと、今なお言葉の壁にもがく私は思うわけである。
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