人手不足を埋めるため、外国から労働者を受け入れた背景があるイギリス。
特に介護職、医療、農家や畜産などは自国民が応募しないから仕方なかった。
マンチェスターに住んでいた頃、義父が何度も入院し、週2は高級老人ホームに暮らす夫の祖母の見舞いなどで介護現場と病院は行き来したが、その頃はタイやフィリピンから来た女性スタッフがほとんどを占めていた。
当時は今ほどポーランド人の出稼ぎ組が多くはなかった。

しかし今や介護職、清掃、スーパーの夜間勤務はポーランド人をはじめとする出稼ぎ移民がいなければ成立しない。
また、医師の友人はアフリカから医師や看護師が来てくれているから、今の状態で診察を回せるが、外国人労働者を全員帰らせたら、医療現場と老人介護は悲惨になると言っていたのは数年前。

移民反対を掲げる人の中には無知がいて、この働き手に対して「俺たち私達の仕事を返せ」と言う人がいる。
自国民だけでは医師や看護師が足りない事は理解できない。
安い牛乳、野菜を食べているのだって、働き手があっての事。
仕事を返せ、仕事を取るなと掲げているが、ならばあんたらやるのか?となる。
であるから、差別的思想を持った価値観の人と、あくまで移民の数が増える事は国民の負担が増え、また先日起きた難民申請待ちのエチオピア人による少女への強姦などが今後増えないとも言えないから、政府よ今のうちに何とかしろという国民の訴えもかなりある。

首相は今後、介護職のために外国からくる労働者は受け入れないとした。
そうなれば、給与を相当に引き上げるなどしなければ、介護職は特に人材獲得は難しい。
私の20年来の友人がいる。
ポーランドから出稼ぎで来て、老人ホームに勤めている。
排便、尿のアクシデントが起きると、20年前はイギリス人スタッフがポーランド人スタッフにだけさせていた実態があったが、今やそこの老人ホームはポーランド人スタッフが7割を占め、イギリス人スタッフもポーランド人スタッフも同じ仕事をするまでになったと言っていた。
一度ポーランド人スタッフがごっそり辞めてしまい、不衛生かつ人材不足で絶ち行かなくなり、扱いが平等になったらしい。

移民をもう入れないとして、国内における人材不足をしんどい仕事はやりたくない自国民にどう振り分けていけるのか、どう応募意欲を持たせられるのか…
これは無理に近い試みと課題である。
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