8月、ニューバランスの工場に行くため、カーライルから西に車で1時間走った海沿いの町を訪ねた。
ここは99%以上が地元民で、白人だけの町と言っても過言ではない。
ここで生まれ育った人がまたここで家族を作り、外部の人間は入りにくい雰囲気の町という印象を持ったのは20年前のこと。
カーライルもかつてはそうだったが、最近はアフリカ系黒人が増えたように、今年この町に久々に行くと、カーライル同様、アフリカ系黒人の人がいて、ここにもイギリス白人以外の人が住んでいて意外だった。
町にはセントジョージ旗があちこちに掲げられていた。

そうして、2.3週間前にカーライルの町の真ん中の道路に突如として現れたセントジョージ旗。
写真の右側はカーライル城がある。

見えにくいが、ずっと続く街灯の柱に掲げられている。
この道路からすぐの場所に難民申請を待つ難民ホテルがある。
難民受け入れ反対運動に使われているセントジョージ旗の解釈は複雑であるも、移民と難民受け入れ反対の意思を示している。
だからと言って、明らかなる外国人に危害があるとか、罵声を浴びるとか言う事はない。

街灯は市の持ち物であるから、普通ならこういう誰かの仕業はすぐに撤去されるはずが、今回のこれは触れないと市の人が言っていた。
旗を撤去すれば、途端に移民反対の意思を示したい攻撃的な人々が集まり、市の関係者は危険となる。
またそれを制止する警察もリスクが高いから、これは触らない方向で放置しているそう。

幸い、カーライルにある難民ホテルは攻撃を受けていないが、ニュースでは南部の難民ホテルの前で移民反対の人と警察が揉み合う映像を今年は良く見た。
ブレグジットの時に、外国人を見るなり「 Go Home!!」とか、「仕事を返せ」などと叫んでいたイギリス人がいないだけ、私は少なくとも安心して今は暮らせるが、この先はどうなるかはわからん。
難民ホテルはこの先どうなるのか…
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