10年くらい前、私はいつか最終で住む家に住んだ時、庭にリンゴの木が欲しいと思っていた。
ある時、それを息子の同級生のお母さんに話した時「やめとき!そんかんイギリスに住んでたら、ナンボでも回りから貰えるから」と言われた。
そのお母さんが住む家は築30年ほどの家で、中古で買った時に前の住人が庭に植えたリンゴ、洋梨、すももの木が毎年大量の実を付け、それが熟れて庭に落ち、鳥が来て食べ散らかし、人にあげるにもハシゴに登って収穫せなあかんし、めちゃめちゃ大変やと言った。
最初はアップルパイ、ジャム…と作っていたが、ウンザリ来るらしい。
木を切るにも、あまりに立派で申し訳なく、放置しているそう。

お母さんの言った通り、今年初のリンゴとすももを夫の同僚から頂いた。

クッキングアップルと呼ばれるこのリンゴは、普通のリンゴよりも巨大であるから、直径23センチのケーキ型で作るにせよ、せいぜい使用するのは6個。

今の時期から、とにかく人からリンゴを貰うし、うちの並びの家は毎年家の前に大量のリンゴを入れた箱を置き、ご自由にと書いておいてある。
うちの家の前は自然のリンゴの木があり、遠方から車に乗ってリンゴを収穫しにきたりしている。

見た目が素敵やん…と思ったリンゴの木だったが、床に落ちて無惨な姿を見ると、貰えるのが一番良いなと感じる秋である。
もう窓には結露、朝はダウンが必須になってきた。
イギリスの秋は悪くない。
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