夫の兄が豪州に住んでいる。
兄の嫁は体重が140キロを越えたため、10数年前に胃を切除する痩身手術を受け、今は90-95キロを理想として保つため、糖尿ではないが糖尿患者に有効なダイエット注射と呼ばれるものを自分で打ち、飲み薬と併用しながら100キロを越えないようにしている。

胃は全摘でなくピンポン玉1つ分の大きさを残された。
人間は食べねばいきられない。
嫁は手術前、この手術を受ければ60キロ位になると信じていた。
しかし、80キロにもならなかった。
140キロからの90キロは見た目に相当変わる。
しかし嫁は胃がほとんど残っていないにも関わらず、何故90キロを切らないのか理解に苦しむ。
理由はしかし明確で、食べる量は減ったが、90キロを保つ内容を食べているからそうなる。

思てたんと違う。
数年前、嫁にとっては夢のような注射が世に出回る。
それがダイエット注射である。
自費であるから安くはないが、打たないと1週間で6キロを軽く体重増加してしまう嫁にとって、この注射はその6キロをいとも簡単に落としてくれるという。
平行して飲み薬も飲む。
これで体重増加を抑えての90キロである。

嫁は自分の胃が本当にピンポン玉くらいの大きさに縮小されていないのではないか…と疑問を持った。
胃を切除する前にタミータック、脂肪吸引も受けている。
胃が本当にピンポン玉くらいの大きさなら、こんなにも食べていないのに90キロを保つのはおかしく、注射なしなら100キロをいとも簡単に越えてしまう。

そこで最近、レントゲンを撮った。
胃の実物はピンポン玉より一回り小さく、容量は大さじ1くらいだろうと医師から言われた。
「ならば先生、私は何故食べていないのに96キロまでわずか6-7日で行ってしまうのか?説明してほしい」と聞いた。
医師もこれに対し「世界の同手術をした患者のデータを見ると、健康体重になった人は3割程度で、後は戻るか体重超過のままである。しかしこれは医師から見ても理解に難しいところで、食べ物がスプーン1杯程度しか体内に入っていない中で体重が100キロ近くを保つのは医学的見解からして未知の部分もある」とした。

ただ嫁の場合は両親、兄弟、息子は全員120-150キロを越えている。
遺伝的に大さじ1杯の食事であっても、この遺伝子をもつ場合100キロを切るのは難しいのかもしれない…という仮説しか立てられないとした。

私はこの件を日本人医師に聞いたことがあるが、日本人で同じ手術をした患者の場合、体重が90キロを切らない症例がほぼない、いや…無いんちゃうかな?との事だった。

嫁はこの注射は死ぬまで打ち続けるとフェイスブックに書いていた。
死ぬまでには、打ったら10キロ痩せる注射も開発されるだろうと期待していた。
人間の体って、凄いことに耐えられるのだなと改めて思う。
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