今年夏に義兄夫婦と甥っ子が来た時のこと。
甥っ子の下の子の彼女が実家を飛び出し家出してきた話を聞いた。
彼女の両親はイスラム教、当然彼女もそうなる。

イスラム教の娘は当然イスラム教の夫を持たねばならない。
なのに高校から付き合っているボーイフレンドはキリスト教。
これは彼女の父親にとっては絶対に許されない。
父親は娘を遠くはなれた寮のあるハイスクールへと転校させ二人を切り離した。
しかし2人は別れなかった。

大学にそれぞれが入学した。
甥っ子は南部の大学、彼女は最北の大学へのみ入学が許された。
しかし2人は別れていない。
実家の両親と縁を切るべく彼女は大学には行きながらも実家には帰らなくなった。

イスラム教には詳しくない私は、甥っ子に聞いた。
彼女が両親と縁は切ったと決めたとしても、それは宗教上で通用するのか?と。
甥っ子もわからなかった。
ただ、それを聞いていた義兄の妻が「ここはイギリス、人権を誰もが持つ権利を与えられた国に生まれて育っている以上、脱会や改宗できる権利はある」と言った。

しかし宗教が絡むから世界は戦争まで始まる。
他宗教は認めないからである。
不倫も浮気も神は全て許します…の英国キリスト教を信仰している義兄の妻のように、自由に人生を選択してきた女性の権利と彼女の両親が許す権利は交わる事がないほど違いがあるのではないかと私は聞いていて思った。
上手く行ってくれたら良い。
そこにどれほどの困難があるのかなど、誰もわからない。
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