イギリス人は転職好きである。
私のような労働者階級の仕事にある人は特に、自分の居心地が良い場所を求めて転職を繰り返す。
我慢は時間と人生の無駄、そう生きるから日本人より肩の力を抜いて仕事が成り立つのだと彼らから学ぶ。

私の職場に変化が起こっている。
前の職場から一緒に来た店長が産休に入るため、系列店の店長が2店舗を掛け持ちで見ることに決まった。
この店長は私は17年前から実は名は知っていて、仕事に厳しいからスタッフの入れ替わりが激しく、人が残らない中において、1、2人が長くこの人と働けるという、小さなカーライルのアパレル関係の人間からは知られた人である。

この人もまた転職を経て今に至り、たまたま引き抜かれた会社が私と同じだった。
共に働いた事はないが、話を聞いているから限り、私と仕事に対するスタイルは似ている気がした。
だからこそ、めちゃくちゃ気が合うか、バチバチに火柱を散らすかのどちらかであると思う。

今週すでに2、3度うちの店に来て、改善点と気に入らん点を指摘
しに来たが、その時、うちの役に立たん10代のスタッフに対し、レジに意味なく立つのは何故?しゃべりに来てるなら帰ってもらって結構など渇を入れたらしい。
これを見たサボって金を貰いに来ているバイトらが一斉に辞表を出した。

「私はあの人に注意されたくない」、「多分あんな人と合わないから辞めます」と言ってきた。
笑ってしまった。
おう、おう辞めたらエエんちゃう?
注意されたから辞める、私に働けと言う、喋ってるだけなのに売り場に戻れと偉そうに言う…
この子達はどれだけ我が思想で育って来たのだろうか、これが欧米の所謂、嫌なことはしなくて良い教育の賜物なのかと怖くなる。

こうして自分に居心地の良い楽園を探し転職する。
有難いことに彼女らを採用する会社がある。
そこなら引き続きサボれる、携帯を見て過ごせる楽園であるのかもしれない。
そうして、いつの日か注意されたら、また転職するのであろう。
そういう意味で新しい風も悪くない。
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