カーライルに来て最初に出来た友人とは、今や家族ぐるみの付き合いとなり17年を越えた。
同じ歳の友人は2年前に結婚したが、役職ある仕事で忙しい日を送っている。

そんな友人から二週間前に話があるとメールが届いた。
やっと私が休みとなり、今朝は友人が仕事にいく前の朝8:30からコーヒー屋で待ち合わせした。
友人の会社が人員削減の為、仕事を辞めることになったという。
残ることも可能であったが、今の仕事の範囲がスコットランドはエジンバラからマンチェスターの更に南の範囲までの移動となり、拘束時間と給与が見合わないと退職を決めた。

すぐに再就職は決まったが、新しい会社は経験も何も重視しない会社で、働く気があるならそれで良いから…という、雇用側が人材に興味がないようなアッサリした面接採用が気にはなっていると友人はいう。

最近の販売接客業の傾向として、あくまで私の感じる事は、採用する側の会社は経験などは全く興味はなく(もちろん、責任者だけは経験者を求めるが)、うちの会社のブランドはこの年齢層に売りたいから、この年齢層を採用…となってきていると感じるし、そう耳にする。

私が今勤める会社は、表向きは差別無き世界にしたいブランド。
性別、体型、年齢、宗教に関係なく、互いに認めあう自由なファッションを提供したい。
だから採用するスタッフも国籍や体型、年齢は様々だといっている。

が、実際は違う。
服のサイズは男女共に上の服はMサイズまで、下のサイズはLまでしか制服は支給されない。
それ以上のサイズは勿論商品としてあるが、働くスタッフはそれ以上のサイズを与えて貰えない。
色んな体型の人がコンプレックスを持たず、自信を持ってファッションを楽しめるよう、働くスタッフだって様々な体型のスタッフが必要という割に、Mサイズ以上は貰えない。

イギリスは肥満大国に近い。
肥満体型の客にも買って貰えるよう、スタッフも肥満体型であって構わない。
なぜなら、それが参考になり、客は買ってくれるからである。
なのに会社がスタッフに、このサイズ以下でないとアカンと制限をかけていたら、会社の言うてる表向きのキャッチフレーズは嘘やんとなってくる。

実際、来月で一人退職する。
その子は幼少から肥満体型で、実際にかなり肥満ではあるが、独特のファッションセンスを持っており、私からしてみたら、安物スパッツにTシャツ、白いナイキのスニーカーというアホの1つ覚えイギリスファッションの女達よりも遥かにセンスが洗練されていて、あの体型をセンスと思い切りで無しに出来る彼女のスタイルは、思わず見いってしまう。
退職する理由は、会社から制服が支給されないからである。

接客も完ぺきなのに、 Mサイズ以上だから制服は渡さない。
ならば接客も陳列も何もせず、 Mサイズか以下なら会社にとって利益があると思う会社に未来があんのか?とつくづく考える。
ほんま…本社はアホの集まりなんか…?とマジで思う。
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