私が子供の頃、日本の芸能人がアメリカにわざわざ行って出産した話がニュースでやっていて、その時初めて「無痛分娩」という言葉を聞いた。
私が出産する際、妊娠経過を診てくれた助産師さんに「無痛分娩はできますか?」と聞いたら「あんた、ここカーライルやで。あるわけないやん」と言われた。
大きな町の病院でしか、それはできなくて、カーライルから車で1時間離れた場所にある病院ならできるけど…と言われた。

しかし助産師さんに言われた。
「あんたな、お産というのは昔から女がやってのけてきたからあんたらがいてんねん。それをあんただけが痛みで出来ないというのは嘘や。無痛分娩は痛みが緩和される分、お産が長くなる。痛いのは一瞬や。せっかく5年待って授かった娘なんやから、痛みも思いでや。頑張り!」と言われた。
助産師さんから「水中出産なら痛みが緩和されるで」と言われ、カーライルの病院に1つあるプールが空いてたら使えるということで話しが終わった。

が…私は5分間隔の陣痛が3日続いた。
娘のアゴが引っ掛かっていたからである。
しかし帝王切開はしてもらえなかった。
胎児の心音が低下したら帝王切開にはなるが、心音がしっかりしており、私も不眠不休で3日耐えられる体力があった。
結局、普通の痛い出産だった。
が、息子の時は水中出産だった。
痛みはベッドで生むより遥かに楽であった。

田舎故に設備はない。
でもそれで良かった。
母も同じ苦しみで私を産んだのだと3日耐えるなかに感謝が生まれたからである。

しかし私の場合はあくまで3キロの赤ちゃんの話で、5キロを自然分娩なのだからカーライルで産む女性は出産後8時間で歩けるのが凄いと思う。
今思えば、無痛分娩で産むなら私は体重も予定日超過も気にしなかったと思う。
田舎ゆえに自己管理。
これを学ぶに最適に場所がカーライルである。
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