娘のクラスメイトに、ある男の子がいる。
彼はエジプトで生まれ、小学6年の時にイギリスに来た。
去年の9月に新学期が始まった時、娘は最初「言葉が分かりにくい」と彼の事を言っていて、その言葉の分かりにくさを馬鹿にする児童には容赦なく攻撃的だった。
授業も理解が悪く、成績も悪い。
が、ある時から英語の先生が娘と彼を隣に座らせ、娘に「彼を助けてあげて」と言われた。
以後、今も隣に座らせられている。

話すうち、彼がイギリスに来てまだ1年半ほどしか経過していないから、英語がままならないのだと娘は知る。
彼が話す英語も何かしら抜けていると娘は言う。
例えばI am going to the park と言う際、彼はI am going park と言う。
意味は分かるから問題はない。
が、これが長い話し言葉になると、しばしば抜けてわからない児童もいる。
娘はその点、生まれた時から英語の文法も単語も発音もハチャメチャな母親に育てられているから、何が言いたいのか推測できる特技を自然に身に付けている。
英語の時間、彼が何で混乱しているのかが分かる為、多分先生は隣にしたのだと思う。

今年の9月からは英語もレベル別の教室となる。
彼は成績が下の評価になっているため、娘とは離れる。
娘は「言葉の壁から成績が下になるのは不公平よな。でもイギリスに来て1年半でハイスクールの授業を理解できるなら大したもんやと私は思うわ…」と言った。

ほんまや…
私なんぞ17年住んでコレですわ…
もう英語が上昇する事はない。
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