職場の同僚が、母親が一人で暮らす家に住む事になったと話した。
理由は母親を手伝う為である。
同僚もお母さんも、同僚の弟も体重超過の家系で、お母さんは140キロになったあたりから腰の痛みが酷くなり、車椅子になった。

着替えやシャワーなど手伝う人がいなければ生活が難しい。
胃を切除する手術は糖尿病を患っている人なら無料で受けられるが、そうでなければ自己負担で、かなりの費用がかかる。
手術するお金はなく、45歳のお母さんは娘の世話が必要になった。

同僚も中学生の頃には既に100キロを越えていた。
イジメも相当あったという。
しかし、どうして良いのか分からなかったのだと言う。

朝ごはんはチョコレートバターをトーストに乗せたもの、ランチはピーナッツバターのサンドイッチとポテトチップス、夜はスパゲッティが主食だった。
お母さんがコーラやファンタしか飲まない人だったから、自分にもそれを与えていて、それが普通であり、皆そうだと思っていたという。
イチゴ味のヨーグルトはヘルシーだと思っていたし、ミルクシェイクも牛乳だからヘルシーだと信じていた。
その中に大さじ24杯もの砂糖が入っているなど知らなかった、だってヨーグルトはヘルシーだと聞いていたからである。

皆食べているのに、気がつけば自分だけが体重超過していた。
どうしてなのか、何故に自分だけなのか分からず、しかし野菜も食べている自分が痩せる方法も分からず今に来たのだと同僚は言った。

同僚もお母さんも多分、お母さんのお母さんも何をどれだけ食べるのが良いのか悪いのか、単純に分からなかったのだと話を聞いていて思った。
スーパーに行けば安くて開けたら食べるだけの手軽スナックレベルの食品がズラリ並ぶ。
そんなものが安くで買えるのに、何故わざわざ高い食材を買って手間隙かけて作らねばならん?
確かにそうである。
食材より出来合い製品の方が安い。

知識をどう広めるか…
きっと無理だとイギリスに住んでいて思う。
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