私が住む村に公民館があり、時々市場が開催される。
野菜を売る人、肉を売る人、手作りアクセサリー、パン、チーズ…無農薬が主で、そこの鶏肉を見ると大量生産されたスーパーの鶏肉の質の悪さがひと目でわかる。
見るだけでも丁寧に店の方が教えて下さり、食品の勉強になる。
私はその市場に毎回大量の手作りケーキを売りに来る二人組のおばあちゃんがおり、その人のベリーパイが大好きである。
真似ても出来ない、まさにベテランの味がする。

先日、旦那が子供と一緒にいってきた。
私はドイツパンが好きで、なかなかカーライルで手に入れる事は難しいが、その日は酸味のあるパンがあったので買ってきてくれた。
紙袋に入っていたパンを持ち上げると、紙袋の底に紙が見えた。
取り出し広げてみると、そこに「私達は2年前のコロナで売り上げを失い、それでもファンの方から支えられ今日まで来ました。が、工場を無くし、店も潰れました。つきましては皆さんが10ポンドの寄付を下さりましたら、その貯まったお金で再び店を持つ事が出来ます。以下、振り込み先です」とあった。
思わず2度読んでしまった。

これを客に求めるイギリス人は、やはり凄いと思う。
次回買うのを躊躇ってしまいそうである。
ちなみに味は、そうでもない。
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