私が職場から行かされるスコットランドで行われる勉強会や接客において、どうしたら私は北部の人の英語を理解できるようになるのか・・・と落ち込んだとき、前店長が休憩時間に見せてくれた画像がある。
それがコレ↓


音声認識エレベーターを使い、いかにコンピューターがスコットランド英語を理解しないかをコメディで見せている。

私がこの中にいたら、エレベーターは私の行きたい階に行ってくれるだろうか・・と思いながらも、これと同じ事がうちの職場でも起こる。
それがiPadの通訳機能である。

うちの職場はその土地柄、スコットランドから車で15分程度で来れる場所にある。
スコットランドの方が夏休み開始がイングランドより早いため、学生アルバイト達でスコットランドの大学に通っている学生は早ければ6月末からうちの職場に夏バイトに戻って来る。
この学生バイトらの話すスコットランド英語をiPadは理解しないため、通訳機能が使えない。
また、私の話す日本語英語もiPadは100%理解しないため、日本語から中国語に変換したいところであるが、本当にちゃんと訳されているのか、こちらの予想とは違う事を相手がして来たりするため、本当にこの機能が役立っていて、本当に機能しているか否かを確信できたことが無い。

しかしながら、この画像を見た時思うのは、非常に分かりやすいスコットランド英語である事。
これをコンピューターが認識しないとするならば、今後は各国、各地方の訛りや発音の相当なる数の英語をコンピューター内に認識させないと音声認識として機能しないと思う。

先日、とあるご夫婦がうちの店に来た。
女性が私に「これの1つ大きいサイズはある?か、2つ上のサイズでもエエけど」と聞いた時、私はそれがオーストラリア英語であるとすぐに分かったが、私の後ろから付いて来た研修中のチェルシーが「今あの人、何て言うたん?全然分からんかった」と言った。
どちらも在庫が無く、私は研修中のチェルシーに「どちらも探しましたが在庫はありませんでしたと言うて来て。これも接客の研修やから」と託した。
チェルシーは女性に私が命じた事を言ったが、今度は女性が「似た物か色違いでもエエから、これに極めて近い物はないか?」と聞いた。
チェルシーは私の方を困った顔で振り返り「え?何て?」という顔をした。
私は「確認してみます」と言いチェルシーを連れて在庫室に行ったが、真面目で大人しい性格のチェルシーは「本当にごめんなさい。悪気は無いんです」と両手で顔を覆った。
泣きそうになったチェルシーに、「聞き慣れてなかったら、そうなるって!私なんて北アイルランドとかグラスゴーの英語は今でも本当に分からんから。マジで焦るもん、へ?今何とおっしゃった?って・・」と慰めの言葉をかけてみた。

チェルシーは顔を真っ赤にしながらも再び女性客に「すいません。探してみましたがありませんでした」と告げた。
女性は笑顔で有難うと答えてくれた。

夕方、チェルシーから「私、役に立っていますか?」と聞かれた。
私は「即戦力なんて今日明日に求めていない。来週末からはイングランドの夏休みが入るから、更に色んなアクセントの英語がレジで入り混じると思うけど、どうか自分を責めず申し訳ないと思わず、どうしても分からなければ誰かほかのスタッフを呼んで。聞き慣れていなければ分からなくて当り前、私なんて今もそう。あなたは私の話す変な英語を理解しているだけ立派やと思うわ」と言った。
チェルシーは「ありがとう」と言い帰って行った。

今日は娘のクラスメイトの誕生日会で、皆でピザ屋に行った。
仲良しお母さんらも数人参加したのであるが、私が「レッドオニオン(紫玉ねぎ)」をトッピングに頼んだとき、店員が「は?チキンですか?」と聞いて来た。
仲良しお母さんらがあきれ顔で笑いだし、私は娘に「『レッドオニオンをトッピングでおねがいしたいと、お母さんが言っています』と言うて!!アンタの方が英語マシやから!!」と冗談で振った。
お母さん達は私をハグしながら爆笑し、娘が店員に言ってオーダーは終了した。

店員が去った後、お母さん達が「あの店員アホか!!レッドオニオンて分かるやろ!!」と言いながらも、その私の変な英語を笑いに変えられる信頼関係を築けたならば、この変な英語も得というもの。
分からんもんは分らん、私も今日に至るまで悩んださ~
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