家族ぐるみでお付き合いのあるP家。
去年の2月にお孫さんも生まれ、今月からお嫁さんが仕事復帰するという事で、P家の奥さんが週3お孫さんを預かる事となった。
やっと生まれた待望の初孫であるから、P家の奥さんは楽しみにしていた。

P家には3年前にレスキュードッグ(様々な事情で保護されてきた犬や猫などを、ペットとして各家庭に引き取る制度)からもらってきたグレイハウントの雄がいるのであるが、この子が厄介な性格の犬だった。

そもそも、最初の飼い主から手放された理由は、この犬があまりにも攻撃的な性格であるからという事で保護施設に出されたのであった。
その後、施設の方が他の人に飼いやすいようにとあれこれ躾をしたり、ドッグセラピストに診察してもらいながら治療をしたが、結局何度も引き取られては戻って来てを繰り返し、遂にグレイハウントばかりを飼い続けてきたP家の奥さんが「私ならいける」と引き取った。
がしかし、奥さんにのみなついたものの、他の家族には攻撃性をむき出しにするため、お孫さんを預かる時期に来た今月、P家の奥さんのみならず、預ける母親の方も犬の事を気にしてはいた。

そうして先週、遂に2歳目前になる孫に2度噛みついた。
腕を出血し、孫は数針縫うけがを負った。
犬は定められた通り、永眠させねばならない。
P家の奥さんは戸惑った。
もう孫を預からねば犬は永眠させずとも行けると思ったようであるが、人を噛んだ犬は永眠と定められている。

可愛がっていた飼い犬を永眠させねばならない理由が、可愛い孫を噛んだという理由からである。
奥さんの気持ちは何とも複雑であろうかと想像するが、あの犬はどんなドッグセラピストを持ってしても攻撃性を持ち続けた。
私は犬を飼った事もなく、詳しくもないのであるが、最初の飼い主との相性だったのだろうか・・それとも元々の性格が人との共存に難しい犬だったのか・・

お孫さんに恐怖心が残らねば良いが・・

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