22日から義母の長男夫婦と子供(高校生)が来ている。
私達は25日と26日だけ行けば良く、後は私も仕事があるため、用事があれば顔を出す程度である。
今日は仕事帰りに義母から「渡したい物があるから、ちょっと寄って」と頼まれた為、顔を出したのは夕飯時の事。

私はいつも正面玄関から入らず、裏庭に続く勝手口のような場所から入って行くのであるが、義母は裏庭で極寒の雨の中、煙草を吸っていた。
夕方ともなれば真っ暗になる。
そんな暗闇の中、義母が黒いダウンコートを着て喫煙しており、そのタバコの先がわずかに赤く光っているのが見え、人がいる事に気がついた。
その赤い光がゆっくり私に近づき「ハ~イ!」と言われて義母と分かった。
失禁するか思た・・
工事現場の人が着る蛍光チョッキ着てくれ・・

義母は倉庫の中に私を連れて行き、「これ持って帰って」と言って、ワインを6本くれた。
予備の冷蔵庫の中を見せ、「オードブルの海老とかあるから、好きなのあったら持って帰りなさい」とも言った。
私は「せやけど、まだ長男夫婦も子供達も泊るんでしょ?大晦日もパーティやし、使ったら?」と言ったが、義母は「ハハ・・」と乾いた笑いを見せた。

私は「どうしたん?」と聞いた。
義母は「あなた達夫婦と子供が来ている時は賑やかにしてるけど、あなた達が帰った途端、長男も嫁も高校生の子供2人もスマートフォンから目が話せず、会話は何時間も何時間も止まってしまう。空間に人はいるのに会話のない静寂。まるでいつもの生活のように1人でいるみたい。昨日なんて昼の12時に家族全員で起きて来て、夜の7時まで静寂だったわ」と寂し気にも見えた。
義母は長男に「みんなでいるのに孤独」だと正直に話したらしい。

思うに、きっと自宅でも家族全員がそれぞれのスマホをいじり、必要最低限の会話しかしないのが普通になっているから、義母の存在を忘れてしまうのではないだろうか。
うちにはまだ高校生の子供がいないから、騒がしいばかりであるが、これも時代なんだろうか・・

人気ブログランキングへ