義母と会う用事があり、昨日は朝からカフェでコーヒーを飲んだ。
義母は豪州に住む息子夫婦の事を私に話した。

義母の息子の嫁(豪州人)には、前の夫との間に3人の子供がいる。
一番上の息子は6年前に母親の再婚を受け入れられず家を飛び出し、あちこち転々としていたが、今は行き場もなく実父の家に住んでいる。
そんな息子16歳の彼女が妊娠した。
彼女は産む事を選択したという。

16歳なので親権を持っている母親に責任は問われない。
そのため、今回の事に関しては2人が勝手にやった行為であり選択であるとし、息子の母親である嫁は一切これに関与しない方針であるが、相手の女の子の母親から、「今後の事について話しましょう」と連絡が来たが、嫁はこれを拒否。

16歳の女の子の家族は「可能な限り、皆で協力して育てよう」と言う事になり、そのためには「父親である16歳の少年の家族とも協力し、皆で愛情を注いで育てましょう」という提案だったらしいが、嫁は「それは息子が勝手にした事であるし、16歳を超えているのでこちらに責任は無い」とつっぱねた。

未成年同士の想定外の妊娠の場合、親はどうすべきなのだろうか・・と義母と議論になった。
数年前、義母の親友の孫13歳が妊娠し、14歳で出産。
17歳の父親は行方も分からず、結局は少女の母親と祖父母が面倒を見て今に至るが、生んだ本人は子育てを一切せずに今に至り、今は3人目の子供を妊娠中であるが、父親は全て違う。
義母は当時、「私の孫娘ならば、首根っこ捕まえてでも中絶させるか、相手の男を探し出し謝罪させ、責任を問う」と言っていた。

こういう場合、「妊娠させられた」と被害者意識を持つ価値観、「妊娠させてしまった」という加害者意識を持つ価値観の中で、謝罪が必要か否かを私は考えた。
義母は「男側が謝罪すべき」と言ったが、強姦ではなく合意の上での行為の末になるから、そこは私の中で互いの責任だと思うが、「未成年の場合は違う!!」と一喝された。

豪州の嫁のケースように、妊娠した女の子の家族が「生まれて来る子供の事をまず第一に考え、愛情を注ぎましょう」という土台を作る話し合いは非常に前向きに感じられる。
謝罪を求められているのではなく、「協力」であるが、嫁はこれを一切拒否し、無かった事実だと考える事にした。

親の責任はどこまで問われるべきか・・・法的な決まりは別として、これも価値観により人が望むものの尺度が違うのかも知れないと、クリスマス一色に包まれたガーデンセンターで衝撃話をする12月なのである。

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