去年の11月ごろだったか、2階の寝室の窓際の角1か所に、カビのようなものが現れ始めた。
そのうち、娘の部屋の窓際の角1か所にも表れ始めた。
しかし、息子の部屋にはそれがない。

去年の11月から、カーライル近郊はウンザリ来る雨続きで、例年になく雨の多い冬が今も続いている。
せっせと暖房を24時間かけてはいたが、それでも改善が見られず、そんな時、突然「屋根の修理をお考えではないですか?」と男性が営業に回って来られた。

このカビの原因が屋根なのか何なのか分からないが、とにかく専門家に見てもらえば原因が分かるかも・・と思い、その人に見てもらった。
即答で「屋根ですね。屋根の間に穴が開いているから、そこを数か所直さなければ駄目ですわ」と言う事で、見積もりは100万だった。

1人の屋根職人では・・と思い、その後3人の職人さんに来てもらった。
2人目は「200万」、3人目は「90万」。
さて4人目のおっちゃんが来たのは、一昨日の事。

小林亞聖さんのような感じの方で、何だか親しみを持ってしまったその人は、屋根裏部屋をチェックし、外から屋根をチェックし、部屋をチェックし「屋根と違いますよ」と言い放った。

おっちゃんは「屋根に穴が開いてたらね、こんな数か月も雨、しかも暴雨が続いている場合、その部分に集中して雨漏れがあるはずなんです。でもそれが何処にもない。染みもないし、水も溜まっていない。と言う事は、屋根じゃないのは一目瞭然。恐らく、この異常なお目の多さの気候で、気温の下がりやすい窓部分の湿度が高くなったまま、乾燥が間に合わない事により、こうなったと思いますけどね」と言った。

更におっちゃんは「屋根を新品に交換したい言うなら、させてもらいますよ。せやけど、そのお金が無駄になるかも知れん。原因が屋根やないからね。僕が思うに、部屋に乾燥機を付けて、数か月乾燥させてみて下さい。その後、壁紙を剥がし、乾燥剤を塗ってペンキを塗り直したら、多分この問題は解決します」と言った。

この見解だと、勿論おっちゃんには一銭も入らない。
がしかし、おっちゃんは「金儲けで嘘は言えない」と言い、後日おっちゃんの会社の職人2人を連れ、この2人の見解も聞いた上で結論出しましょか・・と言う事になった。

他の3人は「屋根の修理が必須」と言ったが、この道50年のおっちゃんは「屋根やない」と言う。
見解が違い過ぎ、ちょっと戸惑ったが、おっちゃんの言うように雨漏りが無いうえ、カビの場所が窓の上に限定されている。と言う事は、乾燥機でやってみても良いのではないだろうか・・と思い、早速数万円の部屋用乾燥機を2台購入し、今24時間付けっぱなしで乾燥させている。

しかし「200万」と言うた職人と、「嘘は言えん」と言うた職人と・・。
やはりこういう時、数か所から見積もりをもらってみるモンであると、今更ながら実感するのである。

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