私の友人が土曜、いとこの結婚式のためロンドンに行った。
何とそこで最悪の事態が起こったわけであるが、新郎が教会に来なかったのである。
場内騒然、ただただ事態を受け入れられない参列者が立ち尽くすだけであった。

実は友人、3年前の友人の結婚式でも同じ事に遭遇した。
新郎が来なかったのである。
逃げたのだった。
5年も付き合っていたのに、何故新郎が逃げたのか誰も知る由が無い。
新郎が謝罪のために戻ってきたのは9か月後の事で、既に新婦のお腹の中にいた赤ちゃんも生まれており、事態は更にグチャグチャになっていたが、結局は男性が「とにかく無理」の一点張りで、何がどう無理なのか誰も知らされる事のないまま、現在に至るのである。

人生に置いて、2度もこんな場面に遭遇する人がいるのかと、友人は自分を笑っていたが、まだ独身の友人は「あれが自分の身に起こったとしたら、最悪やわな」と真剣に言う。
そら、そうやわな。

もう6年ほど前だったか、夫の同級生の兄が結婚式を迎えた。
が、兄は前日の夜に逃げた。
自体が明るみに出る前に、何とか兄を探し出して結婚式に出させようと家族は血眼で探したが、兄は見つからなかった。
警察も出動したが、結局は事件に巻き込まれたのではなく、兄の意思だった。

義母の親友が23歳の時に結婚するべく、教会で新郎の到着を待っていた。
所が、新郎はとうとう到着しなかった。
新婦の泣き叫ぶ声だけが、教会に鳴り響いていたと義母が教えてくれた。

昔大手ホテルの方から聞いたが、結婚式の予約をした2人が予約通りに結婚式を挙げるのは30%、後の70%は高いキャンセル金が発生してもキャンセルになるのだそう。
婚約破棄になっているのか・・それとも何なのか・・・
事前にキャンセルになっているのならまだエエ。
当日、皆が来て「すんません」と言うよりマシか・・。

友人が「しかし逃げそうやと、分からんもんかね」と言った。
いや・・分からん・・のちゃうか?
「こいつ逃げよるな」と思うだろうか・・
そんな晴れの日の前に、「こいつ逃げよるで」と思い付く事さえないであろう。
この体験はあまりにキツいもんがある。

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