2週間前の洪水から封鎖されていたライフラインの道路が遂に開通したとラジオが伝えた10分後、子供を後部座席に乗せ、夕方4時に町に向かった。
町から遮断されていたのでクリスマスの買い物が何も出来ておらず、とりあえずクリスマスカードを買う事に。

付き合い上で送るカードは予備があるので既に送付済みであるが、義母へのカードはカードの表紙に「お母さんへ」が付いていないとアカンので、それをカード屋まで買いに行かなければならんのである。

夕方の4時過ぎ、カード屋はまるで新年のデパートに福袋で並ぶ客が殺到しているあの画のような状態で、人の後ろの後ろから手を伸ばしてカードを取ると言う状態で、カードのデザインをゆっくり見る暇もない状態であったから、私はひとまず「お母さん」の意味の「MUM」である、Mだけを確認し、そのままレジへ。
レジでも横入りの客が平然と入ってくるため、それを阻止しながら子供2人の手を持ち・・とやっているうち支払い終了。

そうして2日が経過し、夫に「これ書いといて」と義母用のカードを渡した。
夫が「これ、どこで買ったん?」と笑いながら聞いた。
「そら、カーライルのカード屋やがな」と答える私。

夫からの指摘で初めて気が付いたのであるが、「お母さん」の意味である「MUM」であるべきスペルが、何と「MAM」となっていた。
速攻で返品じゃー!!

今日たまたま、町で働く友人にプレゼントを持って行くついでに、そのカード屋に寄った。
再びレジに並び、「MUM」のスペルになっているカードと交換をお願いすべく、事情を説明した。
すると店員が「MAMで正解ですよ。あなたカーライルの人?じゃないよね?カーライルではMAMと発音する人が普通なので、MUMではなく、あえてMAMと書かれてるカードも多いから。交換するのは別にエエけども」との事であった。

そうなのでる。
カーライルには、独自に発音を変えている英語の言葉が多数存在し、そのため、スペルも勝手に変えている言葉がある。
これはカーライルの小学校で働く人から、よく聞く「カーライルあるある」なのである。
そのため、子供達に正式な言葉や発音を教えても、家庭内では間違った方が当たり前に家族内で使用されているため、書く言葉も間違いが多く、これを改善していこうという教育委員会の動きが10年ほど前から始まっている。

カード屋の人が「せやけど、売れるのはMAMの方やで」と言ったから、再び友人のお店に戻って「ほんまか?」と聞いたが、友人は「あー、あれな。私はカーライルの変な変換発音と書き方が嫌いやから、絶対に買わんけど」と言った。
まあ、そんなわけで、ちゃんと確認せずに買った私が悪かったわけであるが、こんなに住んで初めて知ったMAMカードであった。

まあ、義母はどっちでもエエと思うけど・・

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