この夏に日本に帰った時の事。
18歳から遊び仲間だった旧友と再会し、「互いに病気は気を付けたいもんや」と言う話から、友人が骨密度を調べた話になった。
「私43歳やけど、骨密度20歳やってん!」と言った。
「カルシウムめっちゃ接種してんのかいな?」と聞いた私に、「季節のもん食べてるだけ」と言った友人。

以後、季節の物を考えるようになった私。
例えばカーライルで買える魚の種類は、日本の魚屋で見る量の4分の1以下だろうか。
魚屋に行っても「何や・・こんだけか・・」と思う種類しかない。
がしかし、ネットで調理法や味付けを変え、飽きないようにしている(まあ、飽きてるけど)。

スーパーに行けば野菜や果物の種類は豊富であるが、私はカーライルに来てから町の市場にある八百屋でしか野菜を買わない。
八百屋の野菜は、質が全く違うからである。
スーパーで売られているキャベツなど、パッサパサで、切り口から水が出てこない。
しかもスーパーのは明らかに冷凍がかけられていたものもあり、3間経っても腐らないのが逆に怖い。

八百屋のは、この近辺の農家で出来る野菜が売られているため、スーパーに比べて種類が遥かに少ないが、農薬が使用されていないものがほとんど。
焼きそば&お好み焼き好きの私は、市場で買うキャベツの切り口から水が滴るのを見ると、テンションが最高潮になってしまう。
年中、ほぼ根菜しか売られていないが、地元で出来る季節の野菜とはこれしかないのである。

先日、とある縁から、近所の無農薬野菜&果物を月4000円で届けてもらう事になった。
お試し期間なので半年だけなのであるが、良ければ継続になる。
早速1回目が届いたのであるが、何とも分かりやすい野菜という表現が合っているのだろうか・・今の時期にここで獲れる野菜とは、こんなもんか・・と思い知らされる野菜であった。

しかし、それが当たり前なのだとも気が付く。
輸入物を食べ慣れているから気が付かないが、そもそも今の時期に甘くて美味しいパイナップルがイギリスで出来るはずもなく、それを何も考えずに食べて来たが、改めて地元の野菜を見てみると、ほうほう・・なるほど・・根菜やわね・・となる。

多分、来月も根菜。
その次も根菜であろう。
がしかし、季節の野菜、しかもイギリスで出来る野菜など、所詮種類は知れているのだと改めて考えるキッカケとなった。

私の骨密度はナンボか知らんが、イワシが手に入らない時期は「茅乃舎のだし」でカルシウムを取り、食育の意味でも季節の野菜と果物を食べるようにしている。
というわけで、早速「柿」が売っていたので買ったが、輸入元はスペインであった。
季節モンやが、地元モンではない。
まあエエか・・日本の秋を感じたいからね。

私が「柿」を英語で「パシモン」と言うのだと知ったのは、豪州の小学校で働いている時だった。そんなどうでもエエ事を、今でも覚えているもんだなと思う秋の(いや、もう冬ですわ・・)午後である。

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