今日はショッキングな事があった。
秋晴れだったので、義母を誘い、近くの湖水へ犬を連れて散歩に出かけた午後の事。
ここは散歩や野鳥観察、釣り人で賑わう湖水であるため、土曜の午後ともなると、結構な人が歩いている。
行き交う人は互いに挨拶し、季節を問わずに賑わっている憩いの場である。

子供の歩くペースに合わせて家族で歩いていたら、向こうからリードを付けていないビーグル犬2匹を連れた女性が歩いて来た。
義母は自分の犬のリードを短く持ちかえ、犬がトラブルを起こさないように控えた。
がしかし、2匹が猛ダッシュで義母の犬に向かって走って来た。

飼い主は怒鳴っているが、2匹は全く言う事を聞かない。
ひとまず、うちの旦那が2匹を制止したが、うちの子供が怖がって立ちすくんでしまったのを見て、飼い主の女性に「ここは犬も子供も車椅子の年寄も歩いてる場所ですから、リードを付けて下さい」と言った。

飼い主の女性は「あんたに言われたくない。私の勝手。私が自分の犬にどうしようが、他人がとやかく言う事じゃない」と言い返してきた。
私達は「アホに言うても無駄」やと思い、そのまま歩き続けた。

その2,3秒後。
飼い主が再び犬に怒鳴り始めた。
うちの娘がその叫ぶ声に振り返った瞬間、さきほどのビーグル犬が飛びかかって来たのである。
娘は太ももを噛まれた。
火が付いたように泣き始めた娘。
辺りは騒然とし、旦那はキレた。

「だから言うたやろ!!危ないって!!リードを付けずに歩いたら、こんな事故も起きる可能性のある生き物を連れて公共の場に来てる自覚を持て!!」と怒鳴った。
2匹は逃亡。
飼い主は叫びながら犬を追いかけるが、その先で再び別の犬に飛びかかかったのか、マルチーズが「キャイーン」と叫んだ。

飼い主はひとまず娘の所に戻ってきた。
謝るわけでもないが、「大丈夫?」と覗きこむ。
痛みではなく、飛びかかられて噛まれたショックの方が大きいようであったが、娘は怖がり、「この公園から出たい。もう帰りたい。怖い」を連呼。
旦那は怒りで怒鳴るが、飼い主に悪気が全くない。
マルチーズの飼い主も「何考えとんねん!」とビーグルの飼い主に怒鳴る。

歩行者の誰かが公園の管理局に通報したのか、すぐに公園関係者らしき男性がバイクでやって来た。
この時点で、飼い主の女性はまだビーグル犬のリードを付けていなかった。

係の男性が「リード付けて下さい」と言うも、「リードを嫌がるのよ。嫌がる事はしない主義。それに逃げるから難しい。だいたい、こんな事初めてで私がショックよ」と言った。
男性は「あなたは自分の犬を可愛いだけのペットだと思っているでしょうが、公共の場において、人を殺傷する能力がある生き物を同行している自覚はありますか?」と飼い主に聞いた。

「車やバイク、自転車が人の命を奪う物であるからこそ、ルールを守って乗らなければならないのと同じで、犬も人の命を奪う可能性の生き物です。だからこそ、リードを付けて公共の場を歩くと言うルールを守らなければ、こんな事が起きてしまう。もしも、あの子(うちの娘)が首を噛まれて出血死していたら?あなたの犬に責任は無い。あなたに責任があるのですよ」と言った。

ふてくされて返事もしない飼い主であるが、ひとまず公園の管理局内にある医務室に行く事になった。
幸い、娘は軽く噛まれた程度で赤身こそ残っているが、皮膚を傷付けられたわけでもないから、私達は警察に通報する事はしなかった。

飼い主は最後まで謝罪の言葉もなく、最後に「もうこんな目に遭うのなら、二度とこの公園には来ない」と言い、管理局を出て行った。
係の方は「99%の飼い主は、きちんとリードを付けて歩いてくれる。でも1%にああいう飼い主がいるんです。うちの犬はマナーが良い、躾けてあるからリードを付けずに歩いて大丈夫。で結局、公園内でトラブル起こすんです」と話してくれた。

私は犬を飼っていないし、飼った事も無いので、どの程度の飼い主がこういうトラブルに遭ったことがあるのか予想が付かない。
娘に何もなかったから良かったものの、この体験が犬への恐怖心というトラウマにならなければ良いが・・と思うのと、今後はすれ違う犬に対し、警戒するであろう事を思うと、可哀想な体験をさせてしまったと思う。

今こうして記事を書いているが、何事も無かったから書けるのである。
それが何よりである。

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