3年ほど前だったか・・・次男嫁(私の夫の兄嫁。豪州人で豪州在住)が脂肪吸引、皮膚切除&筋肉引き締め手術を受けた。
手術前、その手術さえ受ければガリガリモデル級の身体になると夢見ていた嫁は、4キロしか体重が減らなかった事を不満に思ってきた。

が、そこから更に体重を増加させ、遂に「自分は食べる事を止められない」と自覚。
今月末、胃の大幅を摘出する痩身手術を行う事に決定した。
胃は100mlの大きさを残し、後は全て摘出されることになる。

100mlを思わず想像する。
こんなに少量ならば、確実に痩せる事は間違いない!!と思いきや、この手術の成功率は70%。
後の30%は体重減少がわずかに見られるのみ。

この手術は比較的新しいため、過去3年以内のデータしかないらしい。
一応、この手術を受けた患者のうち70%は30~50㌔の体重減少に成功しているものの、その後の効果継続データは無いから、今後の後遺症や体重減少が維持されたままなのかも不明の手術なのである。

ただ、術後に再び暴飲暴食の生活を繰り返していたら、100mlの小さな胃は、再び伸びて大きくなるから、やはり食べる量には気を付けな行ければいけない。
しかし今の医療技術の凄い所は、こんな患者にも「でも心配しないで!2回目まで受けられる」と保証している所であろう。

かつては疾患部分を取り除くための手術だったのが、痩せるための手術で胃の大幅を摘出となると、何とも感慨深いものがある。
嫁は41歳。
この年齢なら努力でいくらでも痩せられるはずである。
がしかし、嫁の5人の友人のうち、3人が既に同じ手術を受けている。
1人は大幅な減量に成功。
1人は太目なままであるも、それでも40㌔減量。
1人は全く変化無し。

この手術は高額である。
脂肪吸引を受けに来る患者と、私も何度となく話をした経緯があるが、「この高額な手術さえ受けたら、私は見違えるボディになるんでしょう?そうでしょう?」と依存心の高い患者が多い。
高額であるがゆえ、託す気持ちも分からんでもないが、そもそも自分で食べる事を制御できない人は、維持が難しいのではないかと思う。

いやいや、そうやない。
手術は魔法と違いまんねん!
とは言えまへんわな・・・

嫁は来月から見違えるボディになり、去年タイ人女性の細さに屈辱を受けたタイに再び行く予定。
タイのビーチで輝くのが着地点なのでる。

この手術で、嫁は2週間動けなくなる。
その間、5歳の子供は嫁の両親が面倒を見る事になる。
着地点を料理の出来るお母さんになりたいと設定するのではなく、タイのビーチで輝きたいであるから、何ともプラス思考が羨ましい。

仮に50㌔を減量したとして、その後に残る余分な皮膚はどうするのであろうか・・。
手術を安易に受けるよりも、努力する人間の方が辛いような気がする。
まあ、考え方は様々やからね。

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