昨日の夜7時半から、元同僚で友人のパーティがあった。
ただのホームパーティではなく、プロ使用のキッチン用品を販売する人が来て、その人が色々作りながら、「ほら、これ使たら、こんなに便利でしゃろ?」と喋りを入れつつ、それを聞きながら飲んで食べるというパーティである。
別に買う必要もなく、聞きたくなければ聞かんでもエエ。

販売されている商品は、「こんなん欲しかってん!!」「こんなんあったら便利や思ててん!!」「おおー!!これ凄いやん!!」という内容も多いし、確かに良い品ばかりであるが、値段も結構高い。
中華鍋など100ポンド(2万近いか)を超えるから、家で本当に料理をする人なら良いが、全く料理しない女達にとっては、ただの苦痛な話になる。

さて今回、私は3回目の参加で、いつものように友人と行った。
一緒に行った友人38歳は独身で、ゆで卵も作れない女である。
料理など全く興味なし。
付き合う男がいつも料理上手であるから、料理の必要性もないのである。

さて今回は「トマトリゾットをあっという間に作る」という内容であった。
参加者15名ほどの女性達に、販売員女性が「この中リゾットを作る人なんています?」と聞いた。
手を上げたのは私1人だけ。

販売員は私に「時間かかるでしょう~?メンドクサイですもんね、付きっ切りにならないといけないし・・」と言った。
私「いえ、私のリゾットは所要時間30分ほどです。簡単ですけど・・」と答えたが、販売員は無視した。
流しよったな・・都合悪なったか・・

販売員「と言うことで、今日は短時間に、しかも放っておいても出来るリゾットを作ります」と言い、まず玉ねぎをみじん切りにする調理器具を出して来た。
3段階で何やら組み立てていたが、その間にみじん切りなど出来たやんか・・・と思うのは私を含めた数人だっただろうか・・
他の女性は「おおー!!凄い細かくなったー!!」と感激していた。

そうか・・英国のみじん切りは「みじん」やないもんな・・

そうして次々にバジル、ニンニクなどをみじん切りにしてみせ、女性達を釘付けにしていた。
この調理器具、確かに料理が苦手な女性や、みじん切りが苦手な人には便利である。
しかし、玉ねぎ1個分をみじん切りにするには、3回に分けてしなければならず、大家族などの場合、物凄い小分けにしてする必要があるため、結局、まな板の上で切った方が早いやんか・・と思うしかなかった。

次に出たのは、プチトマトを半分に切る調理器具。
10個ほどのトマトを、同時に半分に出来るのであるが、しかしこれも何やかんやと部品を組み立てなければならず、この時間があれば半分になるけどな・・と思うが、これも絶賛の声が上がっていた。

この切った具材を耐熱深皿に入れ、米とワイン、水を入れてオーブンに入れた。
「はい、これで3時間ほどでリゾットの出来上がりです。簡単でしょ?」と言った。
確かに、入れっぱなしではあるが、3時間って・・・
この時点で8時半である。
と言うことは、このリゾットの味を試すのならば、夜中になるやんか!!

そうこうして11時半、リゾットは完成した。
表面、めっちゃカリカリで焦げこげやん!

パルメザンチーズを混ぜて完成。
試食となったが、これがマズイんですわ・・
調理方法がどうこうではなく、味。
そう、塩もブイヨンも何にも入れへんかったもんな・・

食感は、悪くはないが良くもない。
オーブンで3時間かけるのなら、鍋でサッサとやった方が米の感じが美味しいと思うが、しかし、この「みじん切りマシーン」はバカ売れであった。

あの人ら、ホンマに家でみじん切りして料理すんのやろか・・?
ちょっと練習したら、みじん切りなど、すぐに出来るようになるけどな・・

そんなワケで、みじん切りマシーンを使わずにパーティ料理を用意してくれた元同僚の友人の料理は、相変わらずバカウマだったのであった。

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