早いもので、3月で義父が亡くなって1年になる。
ここでは特別何かをする文化はないようであるが、義母から先日「あなたの国では、何かするの?」と聞かれた。

仏教徒なら1回忌、3回忌、7回忌・・とあって、お寺に行き、故人を偲ぶ会があって・・などと説明すると、義母は「それ、とっても良いわね。うちでもしたいわ。親しかった人だけに集まってもらって・・」と言い出した。

その事で、義母は少し元気になった。
美容院に行き、ネイルに行き、靴と服を買い・・
ならば私も協力するやんか!!と、早速どうするかを義母と決めるべく話し合った。

義母は自分の息子夫婦(1人はここから1時間離れた場所に住み、1人はオーストラリアに住む)に電話をし、「こういうことをしようと思うから、お墓参りついでに来て欲しい」と頼んだ。

長男夫婦はここから1時間しか離れていないから、当然来ると思われる。
しかし次男夫婦はオーストラリア。
去年は「これから毎年、母さんの顔を見に来るよ」と帰って行った夫婦だが、そんな事はもう忘れ去られているのか、次男から「あ、悪いけど、その辺はイースターホリデーやから、キャンプに行くと思うねん」と断られた。

キャンプて・・別にホテルと飛行機を予約しているわけもなく、最近買ったキャンピングカーで行くだけである。
変更など可能であろうし、どこかの週末に行ったらエエのんちゃうの?

しかし2日後、再びオーストラリアの次男から電話があり、「8月に嫁がタイに行きたいって言っててさあ。で、それを早めて、タイでやるなら行くって言うてんのよ。英国からお父さんを偲びたい人が来て、皆でタイでやったらエエやん、その会」と来た。
英国には来られへんけど、タイなら来れんねや・・

しかも嫁は「義母さんからの40歳の誕生日祝いは、そのタイの一周忌に当ててくれれば良い。プレゼントなんて何もいらないわ」と言っている。
つまり、タイでやる一周忌なら行ってやるが、費用はそっちが出せということである。
しかも、それはプレゼントではなく、あくまで義父を偲ぶ会を催す義母が出すのが当たり前という姿勢。
おまけに、嫁の両親も「タイに行った事ないから、行ってみたい」と出てきた。
これも負担せーと来た。

そもそも、何でタイでせなアカンねん!!
義父にとって、タイなど何の由縁もない。
「タイが好き」と言うた事もあらへん。
「タイ行きたい」と言うた事もあらへん。
ただのお前の旅行やないかー!!
タイ行く時間あったら、日本帰るわボケ!!

義母はもちろん、そんな話には乗らない。
「勝手に行ってくれ」と電話を切った。

義兄と嫁、義父の葬儀であんなに泣いたのに・・
この世の人でなくなれば、そんな程度になってしまうのか・・

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