今日から娘が幼稚園に通う事になる。
「持ち物すべてに名前を刺繍してください。靴もコートも下着も、全てです」と言われたため、刺繍するが、靴よ!!
やりにくい!!

しかも、「誰もが見える場所ではない所に名前を刺繍」と言われたので、スニーカーの甲の部分にある、何かペロンとめくれる部分(すんません、分かりにくいでしょうか・・)の裏の奥に刺繍することにした。

「高価なもの、珍しいものも持って来ないでください」との事であり、「取られにくいデザイン」のもをと言う事で、絶対にここの子供とかぶることのない「アンパンマン」のカバンに入れて行く事にした。
しかし、これにも念のため名前を刺繍する。

メンドクサイが仕方がない。

7年前、マンチェスター郊外の保育園で1年ほど働いていた。
ここの保育園、とにかく子供の持ち物が無くなる。
全員が同じカバンを持っているため、カバンの外には大きく名前がかいてあるが、それでも保護者達が間違えて持ち帰ってしまう。

お迎えの時間が夕方4時~6時半の間。
急いでいるのは分かるが、名前を確認していないのか、毎週誰かのカバンが丸ごと消えていた。

カバンが同じで間違えて持ち帰ったとしても、中身は完全に違う。
家に帰って気がつかないものか・・と先生とよく話したものであるが、「間違ってましたー」と持ってきてもらえたケースは一度もない。

そうなると、意図的なのでは?と疑ってしまう。
しかし、よその子供が汚した服、その汚れも大便や嘔吐によるものが多い。
それを洗って使用するだろうか・・・
全く持って謎であった。

ある日、両親が共に医師である、生後1年の女の子が入って来た。
服は全てスペインブランドの「マヨラル」であった。
この「マヨラル」は、数年前から英国で人気がある子供服である。

この女の子のカバンが、半年で4回も紛失する事件が起きた。
両親は激怒。
なぜなら、この服達はスペインで買い付けて来たものだからであるし、私達の管理不行き届きとなった。
当たり前であろう。

これにより、お迎えの時間に来た保護者達には、スタッフが確認してから渡す事になった。
これは忙しい時間帯、かなり非合理的ではあったが、これにより二度と持ち帰り事件はなくなった。
と言うことは・・・やはり意図的に誰かが・・・と思うと、決して安くはない保育園料を払える親の誰かが、他人の子供の服を?!

英国の保育園は安くはない。
私が勤めていた保育園は月~金曜の終日で850ポンドであった。
当時の日本円で月16万を越えている。

子供2人を預けるとなれば、単純にこの2倍を支払う事になる。
そのため、通っている児童たちは決してお金に困った環境ではないはずなのである。
それなのに・・と思うと、何だか悲しい結果であった。

人もモンは、取ったらアカン!!

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