欧米文化は基本、家の中でも土足で生活する。
しかし日本人である私と、長年畳で生活して来た旦那は、靴を玄関で脱ぎ、靴下や素足で生活するほうが心地がよい。
そのため、うちは日本式になっている。

子供が産まれてからは特に「こうして良かった!」と思う。
ハイハイしたり寝返りをうったり・・・1階に子供専用おもちゃ部屋があるため、そこで遊ばせる事が多いが、やはり絨毯の上で遊ばせる事も多々あるから、何となく土足システムじゃないほうが綺麗な気がするのである。

友人達が来るとお客様様のスリッパを何気に出し、履き替えて頂く様にしている。
それでも気がつかずに入られる方には「スリッパどうぞ」と促す。
最初、こっちの友人にスリッパを出したら気持ち悪いと思われるだろうか・・・と思いながら出してみたら、「ええー!!私用に?有難う!!」と何人もの客人に感動された。
以後、スリッパは英国人にも喜ばれるのだと分かった。

うちのフローリングは白である。
すぐに汚れが目立ってしまい、突然にやって来る義母に見つかろうもんなら「あれ?あなたモップは?」と聞かれてしまう。
そのため、毎朝の掃除機のあと、私は必ずモップで床を磨く。

今日は元同僚が遊びに来る事になっていた。
今やっと掃除機をかけ、モップをかけ終わり、床がじっくり乾くのを別室で待っていた私と娘と息子。
そこに再び突然義母が来て「これ、ハロッズのクッキー。あげるわ」と言い、持ってきてくれた。

それは有り難いのであるが、義母は絶対にスリッパに履き替えてくれない人である。
そのため、義母の車が家の前に止まるや否やドアのまん前にスリッパを持って立ち、義母に「どうぞ」と出す。

しかし必ず「ああ、私はいらないわ!!」と言い、玄関からキッチン、リビングへと進む。
今日も義母は床をチェックしながら「モップかけたのね。やっぱり違うわ」と褒めてくれた。
しかし、外は雨。
その泥は家の中へ入る。

もうこれを6年続けてきた。
子供が生まれた時、「あなたの家、日本式にしてて良かったわね。皆が靴でウロウロしたんじゃあ、子供に不潔だもの。賢いやり方だわ」と言った。
しかし、その義母は絶対に靴のまま入って来る。

これは何なのであろうか・・
旦那曰く、「そういう習慣ないからちゃう?」と言う。
そうなのだろうか・・。
他のイギリス人のお客様は「あ、ハイハイ」と履き替えてくれるが、義母だけはそれに抵抗があるというのだろうか・・。

今日もせっかく磨いた白いフローリングに足跡をつけ、帰り際に「ここ汚れたから、モップかけときなさいね」と言って帰って行った。
義母よ・・・本当は私の事嫌いなんでっか!?
後姿を見送りながら、そう思わずにはいられないのである。

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