7日土曜日、夜の9時に起こった。

実は私、中学生の頃から毎夜欠かさずしている事がある。
それは「中山式健康器具」という、同年代の友人の誰もが知らない健康器具を使い、腰から首までのツボを押してコリをほぐし、眠りにつく事を欠かさない。
これをすると翌朝、腰痛なしで起きる事ができるため、妊娠中も欠かさす事なくやって来た。

この日、一応予定日1週間前となり(今となっては、それも不明のままであるが・・)いつもの様に「中山式」を暖炉の火の前でやりはじめた。
尾てい骨あたりからコリをほぐそうと始めた数分後、下腹部に直下型の痛みが15秒ほど走った。
何かコレ・・覚えあるで・・・
しかし気にせず続行するも、7分ごとに同じ痛みが繰り返されるようになってきた。

隣の部屋で義父の銀行関係の書類に目を通していた旦那に「来たかも知れん」と告げ、病院に電話した。
病院側は「ほな痛み止め飲んで様子見てみて。それで痛みが消えるようなら違うわ。あと、風呂に入ってみて。それでも痛みの感覚が狭くなって来たり、痛みが強くなってきたり、1回の痛みが1分近くなってきたら、ホンマもんやわ」との返答。

利きもしない痛み止めを飲み、浴槽に湯をためはじめたが、既に5分間隔になっていた。
娘は既に寝ている。
オーストラリアから来ている次男夫婦は、今日から4日間のバカンスに出掛けた。
義母に電話し、すぐに家に来てもらう事にした。

ところが・・義母は電話中。
かけども、かけども電話中・・。
義母は夜の9時になると、親友と1時間以上電話するのが日課である。
携帯にも出ない。

連絡のつかないまま、私の陣痛は3分間隔になっていた。
私はふと思いついた。
義母が電話をしているのは、必ず同じ相手である事を・・
しょーもない会話も聞いておくもんである。

旦那に「○○さんのおばちゃんと話してんのちゃうやろか?御主人の携帯に連絡してみて、もしそうなら、今すぐ電話を切ってもらうように言うてみたら?」と提案。
案の定、そのおばちゃんと電話中であった。

義母が車で到着した時には、既に2分間隔に。
あかん・・もう出る!!
しかも義母、この場に及んで髪の毛をちゃんとセットしてきているから驚く。
何でやー!!

とりあえず娘の着替えや、明日の朝ごはんの内容などを伝え、車をぶっ飛ばして病院へ。
カーライルには1つしか病院がない。
ここの産科には医師と看護師はおらず、全て助産師でまかなわれている。
緊急事態が起きたときだけ、医師を呼びに行くシステムである。

産科に入ると夜勤の助産師が7人、コーヒーとクッキーを食べながら詰め所で談笑中であった。
私が来ると「いらっしゃーい!!」と妙なテンションで迎えてくれた。
2年半前と全く同じ個室に案内され、私の出産は始まるのであった・・・

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