義母の入院が続き、最近はシチューやスープを作り、義父本人に取りに来てもらっている。
透析を受けているため、水分の多いスープは作れないから、具沢山の汁がギリギリある程度の煮込み料理にしなければならない。
とは言え、圧力鍋で10分も煮込めば出来上がるので、手間ではない。

さて義父が私に聞いてきた。
それは「君の野菜は、何故いつもこんな形に切られているのかね?」というもの。
こんな形とは「乱切り」である。

小学校の調理実習でカレーを習ったときも、中学校でカレーを習ったときも、高校の調理実習でビーフシチューと筑前煮を習ったときも、先生は野菜は「乱切り」だと教えてくれた。
理由は確か、断面が広くなるから火が通りやすいのと、味が付きやすいというような理由だったはず・・。

だから今まで当たり前に、煮込み料理には「乱切り」を用いてきた。
確かに、義母が作る時やパブで出される料理の人参やじゃがいもに、「乱切り」を見たことがない。
これは日本特有の切り方なのであろうか・・?

こちらの人参は皮を剥かず、そのまま輪切りで煮込むか茹でるか。
これはオーストラリアで暮らしていたときも、驚いた1つだった。
一緒に暮らしていたオーストラリア人は、みんな皮のまま茹でて食べていた。

義父には「日本では、こうやって切れと習うんです」と言ったが、「何故?何故に輪切りでは駄目なんだい?」と聞かれた。
いや、それは知らんけどな・・・

輪切りがアカンという理由もなく、乱切りが正解というでもなく、ちょっと困ってしまった文化の違いである。

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