ヨガに行って来た。
いつものように先生と生徒がベラベラ喋るため、始まったのは予定開始時間から10分遅れての事。
まあ、いつもの事であり、焦らないイギリス人に言うてもしゃーない事なので、ストレッチをしながら待った。

いよいよ始まり、教室はまあまあ混雑していた。
すると更に5分ほど遅れて、常連2人の女性が駆け込んで来た。

ダッシュで着替え、ヨガマットを持ってフロアに来たものの、1人の女性はすぐに参加。
もう1人の女性は2~3秒立ちすくみ、怒った感じで更衣室に戻って行った。

先生も私達も、え?どないしはったん?という感じになったが、ヨガを続行。

すると更衣室から、女のすすり泣く声が聞こえ始めた。
すすり泣きは、時々鼻をかむ音になり、再びすすり泣く。

もう全員がヨガに集中出来ない状況である。
すすり泣きは止まず、先生はヨガを中断して、更衣室に入って行った。

しかし女は泣きやまず、先生は仕方なしにフロアに戻ってヨガ開始。
先生はヨガをしながらも、その連れの友人女性に「どうしたの?」と聞く。

友人女性は「さあ・・調子が悪いのかしら・・」と言うだけ。
こんな状態でヨガは45分続行され、最後の5分、部屋を暗くしフロアに寝そべり、全員がリラックス&瞑想に入った。

部屋は静まり返り、ヨガ独特のまったりとした音楽と共に、私は半分寝かかっていたものの、やはりそのすすり泣きが気になるのであった。

先生が更衣室に入って行き、「一体どうしたの?」と女性に聞いた。
すすり泣き女は「だって、いつも私は左側後ろの端っこにヨガマットを敷くのよ!それなのに、来てみたら赤いTシャツの人がいて・・・私はあのスペースって決まってるの!!」とすすり泣く。

恐らく、それを聞いた全員が思ったであろう・・・遅れて来たのは、オマエやろー!!!と・・・

赤いTシャツの女性は、今日が初めてのレッスンであった。
ただでさえ、初めてのヨガ参加でナーバスになっているのに、心神喪失すすり泣き女から「あの女のせいで、ヨガが出来なかった」と言われたら、さぞかし引いたに違いない。

赤いTシャツの内気そうな女性は、「ごめんなさい!ごめんなさい!!」を連呼した。
アンタが謝る必要ないんやでー!!

しかし、その謝罪を聞いたすすり泣き女は、もうゲラゲラ笑っていた。
何笑ろとんねんー!!オマエ頭おかしいぞー!!

満面の笑みで去った女は、そのまま向かいのカフェでハンバーガーを喰っていた。

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