半期に1度の大決算があり、日曜は休日返上で全員が店内&倉庫の在庫を数えなければならなかった。
とは言え、私は2週間前に準備を開始し、在庫を数えていたので、日曜の朝は最終で数えて数を合わせるだけで良かった。

しかし・・・こんな準備を一体何人のイギリス人達が職場でやっているであろうか・・・1%もおらんのである。
それがイギリスなのであるから、予想通りである。

私と同じく、完璧に在庫管理を普段からしている売り場がある。
下着売り場である。
3人のババアが、この売り場にいるのであるが、2人はザ・適当と私が呼ぶ、仕事にエネルギーを全く注がないが、勤務年数25年のベテラン選手である。

あとの1人は下着売り場に来て3年であるが、25年のババアを超えて主任に任命された。
仕事がとにかく、キッチリしているのである。

この人も在庫を普段から管理しているから、数を合わせて1時間ほどで仕事が終了。
しかし、だからとて帰れない。
他の売り場にヘルプに行かなければならんのである。

専務から呼ばれ、私と下着売り場の主任2人で、最終チェックをするように任命された。
在庫は必ず2回数えなければならず、他の人が1回数えて提出した紙を見ながら、最終チェックの人が再び数え、数を完全に合わせるのである。

数え始めて数時間が経過した頃だった。
紙を見ていたおばちゃんが、「キャットヒューマン・・?何やコレ?そんなんある?」と私に聞いた。

戸棚の一番下に、箱が数箱置いてあり、その中を開けると、まあまあデカいネコの置物で、ネコの腹から人間がニョロ~と出てきている、何とも気持ちの悪いモンが出てきた。

バイヤーよ・・・コレをあなたはどういう気持ちで仕入れたんや??売れると思たんか・・・??

箱の中に無数に入っている。
私は数え始めた。
無我夢中で数えた。
結果、215個もあった。
仕入れ過ぎやー!!
私は主任に「215」と言った。
主任は「え・・?紙には515個って書いてあるけどな・・・」と言う。

ほんなら、もう1回数えようかと言う事で、再び数えた。
やはり215個である。
主任も数えた。
215個だった。

最初に数えたん誰やー!!適当過ぎるやないけー!!

私らの仕事は、正しい数を数えるだけなので、何とも言わないが、あの置物・・・売れるんか・・・?

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