イギリスに住んで、いかに日本が快適な国かがよく分かる。
私のように、特に大都会で生まれ育ったのに、30歳を過ぎて突然、田舎暮らしを強要された身としては、今の暮らしのほとんどが不自由である。

心の底から「めんどくさいんじゃ~!!!」と毎回思ってしまうのが、医療システム。

歯医者にせよ、病院にせよ、日本なら近所の病院に駆け込めばいい。
保険証を持っていけば、予約なしで注射も打ってくれるし、薬もくれるし、検査もしてくれる。

しか~し!!ここで何が最もめんどくさいかというと、その町に引っ越してきたなら、そのエリア指定のクリニックに予約を取って、医師に会いにいく。
この予約が早くて2週間、医師が夏休みでバカンスなどに行き、人手が足りない時は2ヶ月ほど待つ。

予約が取れたなら、問診がある。このとき、医師から血圧やら、血液検査をされる。
今後、何かあった時や病気になったときには、この指定クリニックにまず出向き、医師の診察を受け、そこで処置できるものはそこで、無理なものは専門医に紹介状を書いてもらってから、大きな病院に予約を取る事ができる。

この工程にも、それはそれは長い時間がかかるのである。

先日、私が医師に診てもらいたい事があったので、電話で「医師に会いたいので、予約をお願いします」と言うと、「今このクリニックは、受け入れ患者の人数制限を超えているので、診れません」と答えが返ってきた。

「じゃあ、誰に診てもらえば良いのですか?担当クリニックはそちらなのに、診察も受け入れられないなら、今からまた新しいクリニックを探し、問診までの予約を待って、それから診察を受けるということですか?」と聞くと、「国民健康保険センターに電話して、あなたの家の近くで、受け入れ可能なクリニックを探してもらって下さい」と言う。

めんどくさっ!!!
メチャメチャ、めんどくさない

そこから国民健康保険センターに電話し、私の住んでいるエリア内で、かかれる可能性のあるクリニックを、3件紹介してもらった。

さらにそこから自分で3件に電話し、診察を受け入れてくれるクリニックを探すのである。
腹が痛いとか、風邪で苦しいのに、この電話に1時間近く費やしているわけである。

結局、最後に電話したクリニックが、「今日の午後、3時から、5分だけ医師に会って頂けます」と受け入れの意思を見せた。

「行きます~!!!今から行かせてもらいます~!!」とダッシュで行き、ほんまに診察は5分で終わった。
医師から「アナタは、まだこのクリニックの最初の問診を受けていないので、正式な患者ではありません。2週間ほどしたら、こちらから書類が届きますので、それから再度、問診の予約を取り直して来て下さい。それから、正式な患者となります」と言う。

そん時、もう腹痛いの治っとるわ!!!
どんだけ遠回りして、腹痛治すねん!!!

なんで日本はスムーズに診察が受けれて、何でここはアカンのか、ホンマに理解デキマセン。