今日は会社を休み、スコットランドは「グラスゴー」の移民法務局まで行き、永住ビザを取りに行った。

事前に予約をしなければ建物の中にさえ入れないから、きちんと予約を済ませ、「この書類を持ってきて下さい」と言われる全ての書類を揃え、朝6時に起きて行った。
ここに行くまでは、約2時間ほどかかる。

移民局の受付は、空港のセキュリティーと同じく、手荷物検査&身体検査がある。
折り畳み傘など武器になりそうな物、腕時計も受付に預け、携帯電話は分解した状態で預けなければいけない。
これをパスし、第二の受付に行き、順番を待って手続きカウンターへ。

刑務所の面会(私は昔から、世界中の元・刑務所を観光するのが趣味なので知っている)場所のように、防弾ガラスで隔てたカウンターになっており、紙1枚が通る隙間で、担当係員とやりとりするのである。
椅子も鎖で固定されており、移民局なのに刑務所並みの配慮がしてある、奇妙な場所である。

さあ、ここで全ての書類と現金1100ポンド(25万円くらい)を支払えば、永住ビザが取れる!!と思っていたら、担当者が言った。
「証拠不十分です」と。

何が?
「2006年から、2人が結婚している証拠は、最初のビザで分かっていますし、2回目のビザ(イギリスに更に2年住むために、更新したビザ)取得の時も、一緒に住まれていた、つまりあなた達が2人で同じ家に住んでいた事は証拠にありますが、2008年から今日に至るまでの、2人が一緒に住んでいるという証拠が足りません。これを証明してくれなければ、結婚生活は進行形ではないと見なされ、ビザは発行できません」と言う。

証拠て・・・
しかしながら、ここでモメれば、ビザは発行してくれない。
その時、既に11時。
「今日の3時まで待ちますから、戻って取ってきて下さい」と付き返された。
怒りを飲み込み、2時間かけて、再びカーライルへ戻った。

家に戻り、2008年から今日に至るまでの間で、私と旦那の宛名が共に入った郵便物の封筒を探した。
これを3通以上持って行かなければ、証拠にはならない。
結婚している証拠、同居している証拠・・・
しかも、2008年から2010年と、年号も入っていなければ証拠にはならない。

偶然にも、おととい助産師から「飛行機搭乗許可証」が届き、ここに私達夫婦の名前と住所があった!!
初診日と予定日が書かれてあったから、ひとまず2010年分はクリア。
残るは2008年、2009年。

これまた日本の友人から送られてきた宅急便の宛名がローマ字で、しかも年号があった!!
これで2009年分もクリア。

2008年分は何や~!!
あと10分で駅に戻らなければ、今日最後の電車は行ってしまう・・
焦る!何や?何がある?!

と旦那が2008年にもらった、友人の結婚式の案内を、封筒ごと保管していた。年号もバッチリ入ってるやんか!!2人の名前も住所も書いてるやん!!
これで完了!

待たせていたタクシーに乗り込み、着いたのは発車2分前。
妊娠7ヶ月などさておき、ダッシュで向かいのホームに走った。
汗だくで乗り込んだのに、電車は発車しない。
ナンデ?

とアナウンスが流れ、「○○駅で飛び込み自殺発生のため、全ダイヤ遅れています」とのこと。
絶望・・・なんでこの日、この時間、オマエは死にたいんや~!!!

もうアカン。
3時過ぎたら、「絶対に受付しません」と念を押されたのを思い出す。
しかし、3日後、私は日本に帰国するチケットも買ってある。
最悪、日本帰国を諦めるしかない。

30分遅れで電車はノロノロ動き始めた。
しかし、走っては止まり、走っては止まり・・の繰り返し。

結局、予定より30分遅れて電車は到着、そこからタクシー乗り場まで再びダッシュ。
胎児よ、ごめん。
母ちゃんは、今、何がなんでも走らなければアカンのである。

妊娠7ヶ月は、身軽に走れた新たな発見。
タクシーに乗り込み、移民局へ。

着いたのは3時40分。
移民局の入り口で「もうダメです。遅いから」と門前払い。
それでも、「中の人に、遅れても良いから来てくれと言われた」と言い通した。

入り口のオッサンは、トランシーバーで中の人に確認。
確認されたら、もう終わり・・・
と、ラッキーな事に、朝に手荷物検査してくれた、ニュージーランド人の日本人好きなオッサンが、「いいよ」と入れてくれた。
ありがとう!!おっちゃん!!
「サンキュー」と言ったら、「ドウイタシマシテ」と返してくれた。
感謝である!!

再び、手荷物検査と身体検査を受け、中へ。
朝に担当してくれた人に100回「サンキュー」と言い、結局、無事に永住権取得~!!

長かった・・
長い道のりやった・・・
もうこんなメンドクサイこと嫌や・・・

と思いきや、今度、子供が生まれたら、最寄の日本大使館に行き、また書類と金である。
生まれてから3ヶ月以内に「子供生まれました。日本国籍も持ちます」と手続きしなければ、永遠に日本国籍は取れない。

そうして、また金である。
イギリス・・・どんだけ金取るか!!