昨日、友人が会社の帰りにネイルサロンに行くというので、付いて行った。
そのネイルサロンは、バス停の前にあり、私はバスを30分待たなくてはならなかったので、気温マイナス1度の夜には、待つ場所として最適だからである。

入ると、4人の若いアジア人男性が出てきた。
会話はなく、ジェスチャーで「ここにどうぞ」みたいな指示を、私の友人に出した。

友人が手を差し出すと、自然とネイルの作業が始まり、終始、会話はない。
私は気になって、「どこから来たんですか?私は日本からです」と言うと、「ベトナム。1年半」と答えた。
イギリスに来て、1年半という意味であろう。

そこから又、会話はなくなり、ネイルが終る後半、男性が「あまり英語、話せない」と言ってくれた。
来て1年半、当たり前である。

私は自分がイギリスに来た頃、こんなレベルだったな~と思い、懐かしく思えた。
「親に仕送りするため」だと言い、今は妹とイギリスに出稼ぎに来ているらしい。

どういうビザで来ているのかだけ、答えてくれなかったが、数ヶ月ロンドンのネイル学校に通い、資格を取ったと言っていた。

店を出て、友人に「どうやって意思疎通するの?」と聞いたら「手を出し、店にある写真を指差すだけ。あとは、20ポンド置いて行けばいい」と言っていた。

会話が出来なくては・・とか、公式的な英語の資格を持っていなければ・・と堅苦しく考える自分に比べ、「まあ、これで充分じゃない?」的な、こういう緩めの考えの方が、なんともラクで良いな~と、新たな発見が出来た夜であった。