今日、大学院生をしている関係で (?) 地元の方々とのディナーに行ってきました。
そこで出た話。
おじ様が聞きました。「君はクリスチャンかね?」
Muffin (仮名をつけてなかったので・・・。いちお私。)「いえ、仏教のようなものです。」
おじ様 「・・・のようなものって、どういうことだよ?」
Muffin 「仏教と日本の宗教の神道というのと、無神教の中間くらいです。」
おじ様 「・・・。」
日本人の宗教観を説明するのは難しい。というかちょっとした説明が必要になります。
詳しくは覚えてませんが、世界の宗教統計でも日本の統計はちょっと不思議です。仏教8,9割、神道8,9割、キリスト教1割弱 (大体です。間違っていたらごめんなさいね。)
あわせたら、180%くらいです。
この現象、日本人なら誰でもわかるけど、知らない人に言うとびっくりされます。
一人の人が、神社にもお寺にも行くのだ。
日本の家庭では、お茶の間に仏壇、キッチンもしくは別の部屋に神棚、普通よね。
というわけで、そこから始まっておじ様の話したい内容は、結婚式の話のよう。
おじ様の奥様はお家に日本人の子をホームステイさせてたことがあったそう。その縁で、何年か前日本にその昔ホームステイしてた子の結婚式にお呼ばれし、はるばる日本へ行きました。
奥様、日本が気に入って大満足。
そしてついに結婚式。
おじ様「教会で、白いドレスだったんだって。でも、日本人はクリスチャン、少ないだろう??」
そうですとも。これは日本の不思議ですね。
私なりに説明いたしました。
日本人の大概の方は、仏教+神道って言うくらいですから、世界中でもめずらしく宗教にこだわりません。神道の複数神様がいるのが普通な考え方があるので、キリスト教やムスリムのようにぜーたい、神様は1つなの!!という考えの宗教より違った宗教の伝統を受け入れるのが簡単なんだと思います。人によっては、こういう感じの宗教観はけしからん!と思うのかもですけど、私個人としては宗教のことでけんかしないですむのでいいと思うのですけど。
だから日本では伝統的な神道のやり方で式を挙げるのもあり、めずらしいけど仏教式もあり、ドレスが似合う教会式もありなのです。
その上、日本では紙面上の結婚が正式なので(入籍ですね。)、式は極端に言うとショーなのでどんな形にしろ、二人の気持ちの問題、好きなようにやるのです。子供の頃からの夢がかなえば、よし!です。
こっちでは教会でやる場合、それが正式で法的にもそれをもって結婚ですから、真剣です。だから私のようにキリスト教でなく、無宗教型でやりたい場合は、役所か許可の下りているところで式をします。それも法律にのっとった形で。
法的なものだし、こちらでキリスト教をぜんぜん信じていない私が教会で誓うのもね・・・というか、たいがいこちらでも宗教心の強い方(特に若い人)が減ってきているとは言いますが、周りの人で真剣な人がいたら申し訳なくかんじるので、私たちはお役所型(CIVIL WEDDING)で。。。(これについてはまた書きます。)
日本のチャペルウエディングのすごいところは、牧師さんは牧師さんでなくってよいのですね。多分それも外国の敬虔なクリスチャンの方には理解不能なところです。
こないだ日本にも5年ほど住んでいたことがあるというニュージーランド人のお友達、S君が言いました。
「僕だって、頼まれてバイトで結婚式の牧師さんやったことあるよ。」
え・・・。そりゃー、日本語もある程度しゃべれるし、英語は母国語。
しかし、あなた、国際関係の授業を高校の先生をしてたS君、世界の宗教とか人文学とかそれなりに勉強してるだろうし、なりきり牧師で偽クリスチャンカップルを結婚させることに違和感や異存はないのか???
それとも日本の文化にひたりまくって、教会ウエディングの謎を理解しているのか???
というか、あなた、こないだ自分は仏教徒って言ってなかった!?
子供の頃、お母さんが変な疑惑で破門されて以来、教会には入ったことがないって言ってなかったか!?!?
世界の文化は奥が深いね。