子供たちを守りながら、元夫の裏切りと戦う話です。
あの女に「もう連絡はしない」と言った直後から、メールのやり取りを再開した元夫。
私と一緒に買い物している最中も。
買い物から帰って来てからの半日も。
夕飯後の夜も。
丸一日、メールのやり取りをしていました。
夜の11時近くに、やっと終わったメールのやり取り。
元夫は眠りにつくでしょうが・・・。
私には、まだやらなければならないことがありました。
昨夜、セットしていたボイスレコーダーの確認です。
ボイスレコーダーのデータをパソコンにうつし、音声の確認をします。
ボイスレコーダーをセットした時間と、元夫のメールのやり取りであの女が「電話できます」と送ってきた時間を照らし合わせて逆算し、チェックしたい時間の音声を流します。
最初はテレビの音しか聞こえていなかった音声に、元夫の咳払いが入ったと思ったら、スマホを操作したのか微かに呼び出し音が鳴り、電話をかけている様子。
元夫「もしもし」
「ごめんね~」
「電話ができて良かったよ」
「実は、嫁から〇〇ちゃんに直接電話して」
「もう連絡はしないと言えって言われてさ~」
(〇〇にはあの女の名前が入ります)
「それと職場に殴り込みに行くって言うからさぁ」
「それを止めさせる為に、しかたなく…」
「電話は嫁への建前のためにする演技だから」
「気にしないでよ」
「ほんと、面倒くさいけどさ」
「茶番劇に付き合ってくださいな」
私は音声を聞きながら、怒りで身体が震えていました。