ムトウ家に嫁いできて、中々ご近所付き合いが出来ずにいました。
それと言うのも、同じ敷地内に義実家があり隣組の集まりには義両親が出るので私たち夫婦の出る幕はありません。
楽をさせてもらっていると言えば、ありがたい話なのですが、何年たっても誰がどこの人だか分かりません![]()
しかも本来なら、同じ敷地内ではありますが二軒の家なので、それぞれが区費を払わなければならないところを義父が隣組の会合で話をして義実家のみが払うことに。
新宅であるウチは払わなくても良いと・・・![]()
その為、広報は一部のみ義実家にしか届かず。
回覧板に至っては結婚して卒婚するまでの間、一回も見たことがありません。
この土地で起こっていることが、何一つ分からないのです。
周りの人たちから、取り残されたような生活ですが・・・
お隣の森さん夫婦は義両親と同年代ですが、とても良い人で、見た目も人柄も私の両親に似ていて、安心できる存在でした。
時々、森さんの奥さんがウチの勝手口の戸をトントンと叩きます。
扉を開けると
森さん「野菜のおすそ分け」
森さん「玄関からだと、奥の家から見えちゃうからね」
ウチの勝手口は唯一、義実家から見えない位置にありました。
森さんは義両親とは長い付き合いなので、玄関からだと義両親の監視があることを知っていて気を遣ってくれているのです。