今日は、
『超訳アドラーの言葉 エッセンシャル版』
(岩井俊憲翻訳、ディスカヴァー・トゥエンティワン)
を読みながら、
私自身が感じたことや考えたことを書いてみます。
今回取り上げるのは、
018「一人で生き、一人で対処するな」
という言葉です。
アドラーは、
人間は生物のなかでも非常に弱い存在だ
と考えていました。
確かに、身一つで闘ったら、
ほとんどの動物には勝てないんじゃないか
と思います。
だからこそ、
人間にとって、他者と「協力する」力は、
種が生き残っていくためにも必要不可欠だった。
そんなふうに考えていたんですね。
これ、
今の私にめちゃくちゃビンゴなテーマでした(笑)。
もともと私は、
「自分ひとりでできることなんて、たかが知れている」
と、心底思っています。
そもそも、自分ひとりだったら、
今ここに存在することすらできない。
人間は、みんなそうですよね。
食べるものも、住むところも、
仕事も、学びも。
いろんな人の力があって、
今の自分の生活が成り立っています。
だから、
わかりやすく「何かをしてもらった」
ということがなくても、
いつも誰かに助けてもらっている。
そんな感覚があります。
もちろん、自分自身も、
誰かの何かに役立っているんだと思います。
だから、
「助けてもらう側」と「助ける側」に、
きっちり分かれているわけではないんですよね。
ところが私。
この「協力」というテーマが、
普段の生活になると、なかなか難しいんです。
まわりの人たちには、
まわりの人たちの都合がある。
そう思ってしまって、
何かを頼むことを遠慮しちゃうんですね。
(命にかかわることは別です。笑)
アドラー心理学には、
「課題の分離」という考え方があります。
「お願いしてみる」のは、私の課題。
それを引き受けるか、断るかは、相手の課題。
だから、本当は、
「お願いしてみればいい」
んですよね。
頭では、わかっている。
私だって、逆の立場だったら、
「できますよ」
とか、
「それはちょっと難しいです」
とか、そのときの自分の都合で答えるだけです。
相手から頼まれたからといって、
必ず引き受けなければならないわけじゃない。
もし引き受けられなかったとしても、
「声をかけてもらえたこと自体は、嬉しいかもしれないな」
とも思います。
なのに……。
なんだろうね、これ。
心、閉ざしてるのかな。
もちろん、
自分では気づいていないところで、
いろいろ人に頼んでしまっているとも思います。
だから、まわりの人たちからしたら、
「おいおい、けっこう頼んでるよ?」
と、ツッコまれるかもしれません(笑)。
でも、自分の中では、
「頼む」ということに、まだちょっとしたハードルがある。
今回のアドラーの言葉を読んで、
もっと気軽に声を掛け合える感覚を持ちたいなぁ。
そんなことを思いました。
「一人で生き、一人で対処するな」
という言葉は、
「何でも人に頼ればいい」
ということではなくて、
一人で頑張れることは、自分で頑張る。
でも、
一人では難しいことは、誰かに声をかけてみる。
そして、
自分も誰かから声をかけられたときには、
できる範囲で応えていく。
そんなふうに、
もっと自然に人と関われたらいいなと思っています。
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