池波正太郎「暗黒時代小説集」夜狐

第1巻全10話読了した。面白かった!

あと15巻ある。楽しみだ。

Geminiに読書メモを渡して、時代小説風のあらすじを書かせた。

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「さいころ蟲」あらすじ

野州真岡の地で血を分かつ小栗・竹原の両一家。その抗争の渦中、竹原の喜助から五十両の手金を破格に受けた手越の平八は、小栗の伝吉を即座に叩き斬り、赤城の山道を越えて上州渋川へと落ち延びて行った。凶状旅には手慣れた平八であったが、相俣の宿場まで足を進めると、ようやく追手の陰を振り払ったと安堵の息を吐く。

だが、死線は途切れぬ。小栗の乾分・七五三場の重太郎が、助っ人の老剣客・前砂の甚五郎を従えて肉薄していたのだ。刃を交え、重太郎を返り討ちにした平八もまた肩に深い手傷を負う。依然として隙を窺う甚五郎と危うい道連れとなり、山間の山小屋へ身を寄せたが、共に夜を明かすうちに甚五郎の殺気は失せ、「おぬしを斬るのは諦めた」と静かに刀を収めた。

唐沢と稲包の山裾が交わる温泉場で傷を癒す二人は、小屋を仕切る老爺の市蔵、そして眼の不自由な孤児の娘・おしまと出会う。静寂を破ったのは、姿を消していた甚五郎がもたらした驚愕の報せであった。旅商人に扮した盗賊どもが木樵を惨殺し、土岐家の御用金五千両を強奪した現場を目撃したという。

さらに、その奪還劇で命を落とした足軽こそが、おしまの睦み合った祝言間近の男であった。「せめて百姓たちのため、御用金だけでも取り戻してほしい」――おしまの切なる涙に打たれた平八と甚五郎は、命を賭した返り討ちを固く誓い合う。

荒涼たる三国峠の風の中、千両の御用金を巡り、二人の男と盗賊一味の凄絶なる白刃の嵐が吹き荒れるのだった。