
全7巻の第5巻目「大江戸仙女暦」読了。
江戸情緒満載の第5巻だった。
しかし、良いことずくめというわけにはいかなかった。
速水洋介がイギリスでも時空超えができるかどうか試すために、過去のイギリスを透視したら、たしかに透視できた。
そのためかどうかわからないが、日本国内では文政6年の江戸と現世の東京を行き来していたが、どうやら4年後の文政10年にも跳べるようになったようだ。
だから文政6年の江戸の辰巳芸者 いな吉 ほかの登場人物にとっては、文政10年は、彼らにとって未来になるので、わからないことになる。
洋介は確実に目的の年の江戸に跳べるかどうか、明確にはわからない。
第4巻でも起こったことだが、現世の妻 流子と洋介が愛の交歓中に、やはり洋介と交歓中のいな吉が現れたりしたことがあった(竜虎は気づかない)が、今回は いな吉 の「旦那様〜」という声が聞こえたりした。これも流子は気づかない。
この第5巻では、洋介と入魂になった大金持ちの商人が歌舞伎の座のひとつの出費者であることから、当時の市川団十郎を宴席に招待したりした話も面白かった。
次は第6巻「大江戸仙花暦」だ。私は、すっかり いな吉 の応援団長になっている。
