長編小説(合本版を含む)が途中で止められないほど面白いと感じたのは、佐藤愛子「血脈」(全3巻)で3冊目だ。

1冊目は「剣客商売」(合本 一〜十六 + 番外編)、2冊目は「鬼平犯科帳」(合本 一〜二十四)で、いずれも池波正太郎の作品だ。「血脈」の読了後に「あきない世傅 金と銀」を読了したら「剣客商売」「鬼平犯科帳」を再読するつもりでいる。

こうなると、新作を読む時間が取れないが、やむを得ない。本当に読みたい本というのは人生でそれほど多くないのでは、と思う。

 

現在「血脈」は上巻を21%読了していて、本を読み終えるまで13時間56分と

Kindleの画面下に表示されている。

昔、落語家 初代 林家三平の根岸の自宅には弟子と居候、どこの誰だかわからない人たちで、ごったがえしていたという。妻の海老名香葉子さんやお姑さんは大変な苦労をしたと息子の現・林家正蔵が語っていたのをテレビで見たことがある。

「血脈」に登場する佐藤家も、よく似た感じがする。ただし当主の佐藤紅緑(愛子の父)は破天荒な人物で喜怒哀楽のうち「怒」で周囲を混乱させる人物だったようだ。

本文の前に佐藤家の家系図が載っていた。

佐藤愛子さんは詩人サトウハチローの妹になるようだ。

私が子供の頃、サトウハチローは優しい詩を書いて有名だった。私が小学生の時には全校音楽(月に一度の定例学校行事)で秋になると毎年のように「小さい秋見つけた」が歌われた思い出がある。

 

まぁ、佐藤愛子さんの身に降り掛かった、様々な因縁は、父親 佐藤紅緑によるものが多いことがわかった。

Kindleのページをめくるのが楽しみな毎日である。