私には、大袈裟に言えば、生涯かけて読む本がいくつかあります。

主だった本を挙げれば、言志四録(佐藤一斎)、修身教授録(森信三)、菜根譚(洪自誠)などです。言志四録はkindleにありますが、森信三先生の著作のほとんどが紙製本の書籍なので、kindleにはありませんでした。

森先生の書籍をkindleに入れたいと思い、本書だけがkindle化されていたので、さっそく購入しました。

本書の紙版は、教頭時代に、誰かが読んでくれればよいと、勤務校に置いてきました。

編者の寺田一清先生とは、若い頃、一度、電話で会話したことがあります。森信三先生関連のブログに、その顛末を書いた記憶があります。

概略だけですが、本書について私が書いた書評がありますので、複写しておきます。

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 20数年前,教職5年目頃の私に恩師が贈ってくださったのが「森信三先生 一日一語」という小冊子でした。これが森信三先生の著作との出会いとなりました。
 数年前,森信三先生の他の著書を入手したくて,「一日一語」の巻末資料を頼りに,本書の編者の寺田先生にお電話にて注文したところ,お送りいただいた小包の中に「最近には,めずらしい先生ですね」と書かれたメモが入っていて,なんとも言えない感慨を得たことを思い出しました。
 本書の前書きに,「『一日一語』の姉妹編としてご愛読くだされば」とあるように,本書は「一日一語」の姉妹編として365日,1つずつ森先生の言葉が掲載されており,読む人の魂を磨いてくれます。
 1ページが上下に分かれて2日分。つまり1ページの半分が1日分となっています。1つの話題について,まとまった分量を割いていることから,「一日一語」よりも,若い人にとっては読みやすく,分かりやすいと思います。
 PHP研究所発行ということで,松下幸之助氏の「道をひらく」と同じ装丁となっており,堅牢ですので,長く座右において読むことに堪えられることでしょう。
 森信三先生の「修身教授録」とともに毎日読み続けたい書籍です。

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アマゾンの商品説明を引きます。

森信三・魂の言葉 二度とない人生を生き抜くための365話 Kindle版
森信三(明治29年~平成4年)は、教育者(神戸大学教授、海星女子学院大学教授)として、実践者(日本再建を念願とし全国行脚)として、哲学者(全集33巻を刊行)として、いまなお多くの人々に尊敬されている。森信三は、「人生二度なし」「両方よいことはない」「世の中正直・天は公平」といった平易な言葉で自らの思想を語るとともに、「挨拶をすること」「紙くずを拾うこと」「履物をきちんと揃えること」といった当たり前のことを励行する大切さを説き続けた。それを実践して生まれ変わる学校も多くあり、森信三の「信者」が増えていったのである。本書は、森信三が遺した至言を一日一話形式でコンパクトにまとめたもの。「しつけの三原則」「父親の教育責任」「幸福の三カ条」「夫婦について」「ハガキの功徳」「腰のかけ方」「お金の取り扱い」など、365話のいずれも人生において大切なことを語っており、座右に置きたい一冊といえる。