ここしばらく、植野明磧先生の名著『良寛さん』に登場する「祠畔」(しはん)という言葉にこだわって、いろいろ調べていました。
『良寛さん』には「乙子祠畔の草庵」という表記があり、これを私は「乙子神社の社殿近くの草庵」と解釈したのです。「乙子」は「おとこ」とルビがついているので、地名などの固有名詞に違いありません。
昨日、ブログ『猫と飲みて猫の世界に遊び 月と飲みて月の世界に遊ぶ』の著者、無灯坊さんからご教示をいただき、わかったことがありました。
無灯坊さんから教わった、Googleブックス上の小林正衛著『良寛さま』(保育社1985)を見ると、次のように書かれていたのです。
--ここから
(十二)五合庵(ごごうあん)と乙子祠(おとごし)
この書籍には、上記のとおり、第12章の見出しに「乙子祠」とあり、しかも「おとごし」とルビまで振られていました。そして、本文にも「乙子祠での九年」とありました。
したがって、私は、次のように考えました。
「乙子祠畔」は「乙子+祠畔」ではなく、「乙子祠+畔」だったのか、と。
「乙子祠+畔」は、「乙子祠の近く」だったのか、と。
そして、乙子祠は、地名の「乙子」に、祠(ほこら)のような小さな社(やしろ)を意味する「祠」がついて、「乙子祠」は「乙子神社」を意味する表記であったのか、と。
(地名)+祠 = (地名)神社 であったのか、と。
古書としてのみ流通している小林正衛著『良寛さま』を、明磧先生の『良寛さん』を深く読むための資料として注文しました。
以下、余談です。
Googleブックスの同書の表紙を見ると「良寛さま 天上大風」と書かれていたので、あれっ?と思い出した本がありました。
過日の書架整理で、古書店に売ってしまったかな!?と慌てて探すと、ありました。
以下は、自前のデータベースの転記です。
--ここから
著者 安岡章太郎(やすおか・しょうたろう)
発行者 小林公成(こばやし・こうせい)
発行所 株式会社 世界文化社
定価:本体2,000円+税
<帯>
「立派な貧乏人がいなくなった」を口癖に、友は逝った。“心”の宝石をいっぱい残して・・・・・・。
人生の価値はどこに?
背筋をシャンと生きゆく“姿勢”を問うた「人間学」の名文30篇。
--ここまで
こちらは「天上大風」でも、安岡正太郎の随筆集でした。
『良寛さん』には「乙子祠畔の草庵」という表記があり、これを私は「乙子神社の社殿近くの草庵」と解釈したのです。「乙子」は「おとこ」とルビがついているので、地名などの固有名詞に違いありません。
昨日、ブログ『猫と飲みて猫の世界に遊び 月と飲みて月の世界に遊ぶ』の著者、無灯坊さんからご教示をいただき、わかったことがありました。
無灯坊さんから教わった、Googleブックス上の小林正衛著『良寛さま』(保育社1985)を見ると、次のように書かれていたのです。
--ここから
(十二)五合庵(ごごうあん)と乙子祠(おとごし)
(略)
この五合庵の二十年、乙子祠での九年、そして最晩年の五年間は、島崎の木村家の邸内の木小屋に移り住むことになるが(略)
--ここまでこの書籍には、上記のとおり、第12章の見出しに「乙子祠」とあり、しかも「おとごし」とルビまで振られていました。そして、本文にも「乙子祠での九年」とありました。
したがって、私は、次のように考えました。
「乙子祠畔」は「乙子+祠畔」ではなく、「乙子祠+畔」だったのか、と。
「乙子祠+畔」は、「乙子祠の近く」だったのか、と。
そして、乙子祠は、地名の「乙子」に、祠(ほこら)のような小さな社(やしろ)を意味する「祠」がついて、「乙子祠」は「乙子神社」を意味する表記であったのか、と。
(地名)+祠 = (地名)神社 であったのか、と。
古書としてのみ流通している小林正衛著『良寛さま』を、明磧先生の『良寛さん』を深く読むための資料として注文しました。
以下、余談です。
Googleブックスの同書の表紙を見ると「良寛さま 天上大風」と書かれていたので、あれっ?と思い出した本がありました。
過日の書架整理で、古書店に売ってしまったかな!?と慌てて探すと、ありました。
以下は、自前のデータベースの転記です。
--ここから
天上大風(てんじょうたいふう)
著者 安岡章太郎(やすおか・しょうたろう)
発行者 小林公成(こばやし・こうせい)
発行所 株式会社 世界文化社
定価:本体2,000円+税
<帯>
「立派な貧乏人がいなくなった」を口癖に、友は逝った。“心”の宝石をいっぱい残して・・・・・・。
人生の価値はどこに?
背筋をシャンと生きゆく“姿勢”を問うた「人間学」の名文30篇。
--ここまで
こちらは「天上大風」でも、安岡正太郎の随筆集でした。
