手元にないと、『広辞苑』に対する批判本や辞書関係のブログなどに書かれていることを確かめることができないからです。
ただし、私にとっては高額商品なので、いつもの古書店に頼んだところ、新品同様のものを半額で入手することができました。
『広辞苑 第六版』
1955(昭和30)年5月25日 第一版第1刷発行
1969(昭和44)年5月16日 第二版第1刷発行
1976(昭和51)年12月1日 第二版補訂版第1刷発行
1983(昭和58)年12月6日 第三版第1刷発行
1991(平成3)年11月15日 第四版第1刷発行
1998(平成10)年11月11日 第五版第1刷発行
2008(平成20)年1月11日 第六版第1刷発行
編者 新村出(しんむら・いずる)
著作権者代表 財団法人 新村出記念財団
発行者 山口昭男(やまぐち・あきお)
発行所 株式会社 岩波書店
定価:本体8,000円+税(古書価格4,423円)
<帯>
10年ぶりの大改訂
新収=1万項目,総項目数24万
1100万部の信頼に応える最新版 新発売
5大特色
◎各界第一線の専門家が総力を挙げ執筆
◎現代語と百科項目を飛躍的に充実
◎1万項目を新たに収録,総項目24万
◎「漢字・難読語一覧」など充実の別冊付録
◎印刷・造本上の新工夫を各所に
2014(平成26)年11月29日 購入
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広辞苑 第六版 付録(広辞苑第六版に付属)
2008(平成20)年1月11日 第1刷発行
発行者 山口昭男(やまぐち・あきお)
発行所 株式会社 岩波書店
これまで『広辞苑』を自費で買ったことはなく、敬遠していました。
敬遠していた理由は、いくつかありました。
第一に、上の奥付の発行年月日で見ると第二版から第三版の頃だと思うのですが、当時の『広辞苑』は、項目が、発音どおりの表記だったので、「これは使えない」と思ったのです。
たとえば、「公園」は「こうえん」では載ってなく、「こおえん」で引かなければならなかったのです。
これは三省堂の辞書に例えれば、昭和18年発刊の『明解國語辭典』と同じ表記の仕方で、私は、日常の利用には、いちいち頭の中で「公園」は「こおえん」と切り替えなければなりませんでしたので、大学図書館や勤務校の図書室に備えられていた『広辞苑』には愛着を感じませんでした。
不正確ですが、この表音主体の立項形式は長い間続いたのではないでしょうか。学校現場などで、よく文句が出なかったものだと思います。
敬遠の第二は、重いこと。
敬遠の第三は、高額なこと。ビンボー人には重さとともに堪えます。
敬遠の第四は、先日のブログでも書きましたが、現代史に関係する出来事の語釈が偏向していると批判する本を読んだからです。
今回、第六版を手にして、驚きました。
「付録」が別冊になっていたからです。
これはひとつのアイデアだと思います。本編が軽くなりますし、別冊になった内容が理にかなっています。実用的な項目が「付録」になったといえます。
別冊になった内容は次のとおりです。
--ここから
漢字・難読語一覧
日本文法概略
活用表(動詞・助動詞・形容詞)
仮名遣いについて
現代仮名遣い
歴史的仮名遣い早見表
日本における漢字使用
常用漢字一覧
学年別漢字配当表
人名用漢字一覧
表外漢字字体表
送り仮名の付け方
公用文における漢字使用等について
法令における漢字使用等について
手紙の書き方
横書き形式の手紙/西暦・和暦対照表/ローマ字のつづり方/
外来語の表記/日本語における外来語/アルファベット略語
--ここまで
今後、時間をかけて『大辞林三版』や『大辞泉二版』と読み比べていきたいと考えています。
