明日、中学2年の4名に数学を教えるのですが、公立高校入試まで1年2ヶ月になりましたので、少しずつ、緊張感を持った自宅学習ができるように育てていく必要を感じています。

 と、このように書いていて、そうか!と思ったことがあります。

 私が小学5・6年のときの恩師から「自学のすすめ」の指導を受けてから40数年になり、私自身も学級担任時代には教え子に「自学をしよう」と言い続けてきました。
 半世紀近く、私は「自学」ということばを「自分勉強」の略語とばかり思っていました。しかし、たった今、「自学」は「自宅学習」の略語としても使えると気づきました。

 今夜、授業の始めに「自学(自宅学習)」のことを話すことにして、その内容を教室だよりにまとめておきました。

--ここから
◎ 自分の成績が伸び悩んでいるときに、「どうせ自分は頭が悪い
 から」と言う生徒は星の数ほどいる。
◎ しかし、学業成績には「頭が良い」「頭が悪い」という区別はなく、
 本当は「勉強をした」「しなかった」という区別があるだけだ。
◎ 生徒の中には「私は勉強をしたのに成績が悪かった。やはり頭が
 悪いからしかたがない」という人が多くいる。
◎ 成績が伸びない理由は大きく分けて3つある。
 ①(本人は勉強したつもりでも)集中して勉強していなかった。
 ②勉強時間を意識せずに、だらだらと勉強していた。
 ③成績に結びつく内容を勉強していなかった。
  (特に校内試験直前に)

◎ 成績が伸びない3つの理由のうち、上の①と②を克服するために、
 台所にあるキッチンタイマーを使おう。

キッチンタイマー


◎ キッチンタイマーは最も安上がりで最も効果的な勉強用ツールだ。
◎ 中学生なら2時間以上、高校生なら4時間以上というのが、成績
 優秀者の毎晩の平均勉強時間だろう。この時間をキッチンタイマー
 を鳴らして計画的に区切ろう。
 (時間の区切り方は、個々の生徒の実情によってアドバイスする)
◎ 普段の勉強と校内試験直前2週間の勉強とでは内容と割振時間
 を変える。普段は英数を中心にして、試験前には国・理・社を加えて
 時間を延長する。
◎ キッチンタイマーは、教科ごとの勉強時間を区切るためだけで
 なく、問題を解くときの1問ごとの時間配分にも使おう。
--ここまで

 中2の4人には、来月の「大テスト会」の記念品に「オー・ヘンリー短編集」を用意してしまったので、来年3月の「大テスト会」には、進級記念にキッチンタイマーをあげようかと思いつきました。