新聞の日曜版に載るクロスワードパズルを、頭の体操と用例採集を兼ねて解いています。
今日のクロスワードパズルの「タテのカギ」⑭番に次のような文章がありました。
タテヨコのカギの組み合わせによって、あてはまる言葉は「ザッカ」(雑貨)であることがわかっていました。ところが、「細々した日用品」に対して、頭の中に「?マーク」がたくさん浮かびました。
というわけです。
しばらく考えたあげく、「“こまごま”した日用品」に辿り着きました。
「細細(細々)」の読みかたと意味について調べてみました。
学研現代新国語辞典 改訂五版
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こま-ごま【細細】《副・自サ》《副詞は「 ─ と」の形も》
①こまかいものが数多くあるようす。②こまかい点まで行き届くようす。くわしく丁寧なようす。「 ─ と世話をやく」「 ─ と書き記す」
─ し・い《形》細々としているようすだ。
ほそ-ぼそ【細細】《副》《「 ─ と」の形も》
①きわめて細いようす。また、細く弱々しいようす。②やっと生計を立てているようす。「親子二人で ─ と生きる」
巻末の常用漢字小字典より
【細】サイ、ほそい・ほそる・こまか・こまかい[例]細心・詳細・零細・細腕・心細い・細かな注意。[参]「くわしい」とも訓ずる。[部首]糸。②
--ここまで
大辞林 三版
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こま ごま [3] 【細細】(副)スル
①いかにも細かいさま。細かくて煩雑なさま。 「ボタン・糸など ─ (と)した品を並べた店」 「 ─ した用件を片付ける」
②細かいところまで行き届き,くわしいさま。「 ─ (と)注意を与える」
③繊細なさま。こまやかに。「髪,色に, ─ とうるはしう /枕 200 」
ほそ ぼそ [3]【細細】(副)
①非常に細いさま。ほっそりしていて頼りないさま。「 ─ とした腕」
②かろうじて続いているさま。「 ─ (と)続く小道」
③非常に貧しくやっとのことで暮らすさま。「 ─ (と)暮らす」
--ここまで
学現新改五では「こまごま」と「ほそぼそ」とでは、品詞の扱いが異なっていました。つまり「こまごま」→《副・自サ》、「ほそぼそ」→《副》でした。
大辞林三版では、どちらも《副》でした。
このへんは、どうして違いが出るのでしょうか。私には高度すぎて分かりません。
新潮日本語漢字辞典
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【細細】(一)こまごま◇「さいさい」とも読む。①細かいさま。細かいものが多くあって、煩わしいさま。「迷惑を想って離縁を請求するとて聞き度(たく)もない其手続きを細細(こまごま)と言って寄越して〔其面影〕②内容が詳細なさま。「わたしは出来るだけ細細(こまごま)と、その御噂を御話しました〔俊寛(芥川)〕③丁寧なさま。細部にまで行き届いているさま。「細々と面倒を見る」
(二)ほそぼそ①ひどく細くて頼りないさま。②暮らしや商売などが、辛うじて続いているさま。「細々と暮らす」「現にかうやつて細々ながら、商売があるものな〔野火〕」
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続・国語語源辞典
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こまい、こまかい、こまぎれ【細、細切】
語源不明。粉蒔(コマカ)、小間所(コマカ)、粉抹(コマカ)などの説は、笑話の類か。切り刻んだ細片のことだから、その意味のギリシャ語 komma とにている。→こま(齣)。
こま【齣】広辞苑 ─ キレメの意。中国で演劇、語り物などの一区切、一場面を指す字。(1)映画のフィルムの一画面。無声映画は1秒間に16齣、現在は24齣回転する。
(2)転じて或る場面、局面。「日常生活の一コマ」。[参]句切り、区切レすなわちコマ(齣)の意のギリシャ語 komma ( something cut or struck, a piece cut off, a short clause )、それにもとづく英語 comma とにている。
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以上が、辞書のようすですが、【細細】の読みがたしかに2通りあることには違いありませんでした。
ちなみに教育漢字としても、「くもんの学習小学国語辞典」で確認しましたが、こまごま【細細】・ほそぼそ【細細】の両方が載っていて、特段の説明はありませんでした。
いずれにしても、「こまごま」か「ほそぼそ」かは、読み手が判断するしかないようですね。
今日のクロスワードパズルの「タテのカギ」⑭番に次のような文章がありました。
___店で細々した日用品を買ってきた。
タテヨコのカギの組み合わせによって、あてはまる言葉は「ザッカ」(雑貨)であることがわかっていました。ところが、「細々した日用品」に対して、頭の中に「?マーク」がたくさん浮かびました。
「んんん? “ほそぼそ”した日用品ってなに?」
というわけです。
しばらく考えたあげく、「“こまごま”した日用品」に辿り着きました。
「細細(細々)」の読みかたと意味について調べてみました。
学研現代新国語辞典 改訂五版
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こま-ごま【細細】《副・自サ》《副詞は「 ─ と」の形も》
①こまかいものが数多くあるようす。②こまかい点まで行き届くようす。くわしく丁寧なようす。「 ─ と世話をやく」「 ─ と書き記す」
─ し・い《形》細々としているようすだ。
ほそ-ぼそ【細細】《副》《「 ─ と」の形も》
①きわめて細いようす。また、細く弱々しいようす。②やっと生計を立てているようす。「親子二人で ─ と生きる」
巻末の常用漢字小字典より
【細】サイ、ほそい・ほそる・こまか・こまかい[例]細心・詳細・零細・細腕・心細い・細かな注意。[参]「くわしい」とも訓ずる。[部首]糸。②
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大辞林 三版
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こま ごま [3] 【細細】(副)スル
①いかにも細かいさま。細かくて煩雑なさま。 「ボタン・糸など ─ (と)した品を並べた店」 「 ─ した用件を片付ける」
②細かいところまで行き届き,くわしいさま。「 ─ (と)注意を与える」
③繊細なさま。こまやかに。「髪,色に, ─ とうるはしう /枕 200 」
ほそ ぼそ [3]【細細】(副)
①非常に細いさま。ほっそりしていて頼りないさま。「 ─ とした腕」
②かろうじて続いているさま。「 ─ (と)続く小道」
③非常に貧しくやっとのことで暮らすさま。「 ─ (と)暮らす」
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学現新改五では「こまごま」と「ほそぼそ」とでは、品詞の扱いが異なっていました。つまり「こまごま」→《副・自サ》、「ほそぼそ」→《副》でした。
大辞林三版では、どちらも《副》でした。
このへんは、どうして違いが出るのでしょうか。私には高度すぎて分かりません。
新潮日本語漢字辞典
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【細細】(一)こまごま◇「さいさい」とも読む。①細かいさま。細かいものが多くあって、煩わしいさま。「迷惑を想って離縁を請求するとて聞き度(たく)もない其手続きを細細(こまごま)と言って寄越して〔其面影〕②内容が詳細なさま。「わたしは出来るだけ細細(こまごま)と、その御噂を御話しました〔俊寛(芥川)〕③丁寧なさま。細部にまで行き届いているさま。「細々と面倒を見る」
(二)ほそぼそ①ひどく細くて頼りないさま。②暮らしや商売などが、辛うじて続いているさま。「細々と暮らす」「現にかうやつて細々ながら、商売があるものな〔野火〕」
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続・国語語源辞典
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こまい、こまかい、こまぎれ【細、細切】
語源不明。粉蒔(コマカ)、小間所(コマカ)、粉抹(コマカ)などの説は、笑話の類か。切り刻んだ細片のことだから、その意味のギリシャ語 komma とにている。→こま(齣)。
こま【齣】広辞苑 ─ キレメの意。中国で演劇、語り物などの一区切、一場面を指す字。(1)映画のフィルムの一画面。無声映画は1秒間に16齣、現在は24齣回転する。
(2)転じて或る場面、局面。「日常生活の一コマ」。[参]句切り、区切レすなわちコマ(齣)の意のギリシャ語 komma ( something cut or struck, a piece cut off, a short clause )、それにもとづく英語 comma とにている。
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以上が、辞書のようすですが、【細細】の読みがたしかに2通りあることには違いありませんでした。
ちなみに教育漢字としても、「くもんの学習小学国語辞典」で確認しましたが、こまごま【細細】・ほそぼそ【細細】の両方が載っていて、特段の説明はありませんでした。
いずれにしても、「こまごま」か「ほそぼそ」かは、読み手が判断するしかないようですね。