ひどい眼精疲労から来る頭痛に悩まされましたが、市販の目・肩・腰に効くビタミン剤に助けられ、回復しました。
 昨日のブログの続きを書きます。

 昨日は、高校数学Ⅱ第3章「図形と方程式」で学ぶ「円の接線の方程式」を例にとって、次のような話をしました。

◎公式の部分だけを暗記して、校内テストや模試に臨んだとしても、問題は解けない。
◎ 「接線の方程式」の意味を、「そうか!わかった!」と、まるで自分の頭の中に豆電球がピカッと灯るように、「実感の伴った理解」ができて初めて、実際の問題を自信をもって解くことができる。
◎この「実感の伴った理解」ができた勉強は、長い間、頭の中から消えない。つまり、理解が定着する。
◎「実感の伴った理解」の蓄積こそが「学力の定着と向上」と言える。

◎「接線の方程式」の教科書のどこをどのように勉強すれば、「実感の伴った理解」ができるのだろうか。その答えは次のとおり。
--ここから
◎公式が導かれるまでの過程を実際に書き写しながらメモを加え、納得がいくまで書きながら考える。
  ・書き写すための紙を大量に用意する。
    (裏白の新聞広告などの反古紙でよい)
〔補足〕自問自答するようにつぶやきながら手書きで書き写し、必要に応じてメモを書き加えていくと、「実感を伴った理解」が頭の中で閃く。
◎「実感を伴った理解」ができたら、

教室だより183図2

を書き写す。
〔数研出版『高等学校数学Ⅱ』86ページ〕
(図はクリックすると大きく表示されます)
--ここまで

 以上が昨日のブログに書いたことです。
 ここからが今日のブログです。

 「実感の伴った理解」ができた、その次は、何を勉強すればよいのでしょうか。
 この答えは、おそらく多くの人が想像しているとおりだと思います。

 すなわち、「実感の伴った理解」の実力を試すために、教科書の例題と練習問題を解くのです。
〔数研出版『高等学校数学Ⅱ』86ページ〕
(次の図はクリックすると大きく表示されます)

教室だより183図4


 「教科書ガイド」があれば「完全自学体制」が整います。
 私が子供のころは、「教科書ガイド」は「あんちょこ」と呼ばれて、ちょっとズルい参考書のように思われていました。「あんちょこ」とは、おそらく「安直」の訛りではないかと思われます。


あんちょく【安直】②十分に考えたり,手間をかけたりしない・こと(さま)。(大辞林三版より)


 しかし、他人に頼らず、自分の頭だけを頼りに自学を進める意思のある学生には、特に高校レベルの勉強を自学で理解しようとする学生にとっては、これ以上ありがたい参考書はありません。
 私見ですが、超難関大学といわれる特別な大学を受験するのでなければ、国公立・私立を問わず、有名大学といえども、受験科目は、教科書を「実感の伴った理解」をして、徹底的に類題を解くことができれば、受験勉強としては立派なものだと思うからです。
 もちろん、ガイドや教科書を読むだけでなく、書きながら理解することが不可欠です。

 今後も、「実感の伴った理解」の周辺をブログに書いていきたいと思います。